介護福祉学科2年生の調理実習(最終)がありました。
最後の授業は、高齢者の食事という設定で各グループの献立を考え調理しました。
1班 ささみのピカタ カレー風味、コールスローサラダ、もやしとレタスのスープ、フルーツヨーグルト。塩分を控えめにしてカレー味で食欲をそそるようにし、食材を小さく切り、食べやすく、味がしみこむよう工夫しました。サラダが意外においしかったです。
2班 照り焼きチキン、夏野菜のみそ汁、コーヒーゼリー、ポテトサラダ。鶏肉を小さく切って食べやすくして照り焼きに調理。みそ汁は夏野菜をたくさん入れ、食べやすく工夫しました。野菜たっぷりの味噌汁は好評でした。
3班 鮭のホイル焼き、あさりのみそ汁、みぞれ和え、フルーツポンチ。魚を蒸すことで柔らかくし、レモンをかけること、みぞれ和えに酢を使うことで塩分を控える工夫をしました。塩分を控えたので味がないとの意見もありました。みぞれ和えは酢をうまく使っていました。
4班 肉じゃが、いんげんのごま和え、卵焼き、ババロア。和食で食べやすくして、赤いパプリカを添えて色どりよくしました。肉じゃががおいしかったと好評でした。
5班 中華丼、ワンタンスープ、フルーツ白玉。中華丼にすることで、とろみをつけて食べやすく工夫しました。ワンタンの種が余り、餃子も作っていました。おいしかったです。
最後の実習は、各グループで役割分担し、協力して手順よく作っていました。いずれもおいしそうでした。なるべく捨てる物を少なく、汁物に入れたり,一緒に炒めたりしていました。食べられない物(野菜)があった人は、自分たちの作った物だから食べて、少しずつ食べられるようになりました。高齢者向きの食事と言っても、自分たちが食べるということに主眼を置いているように思えました。せっかく薄味にしたのに、特製のタレを作り、塩分をしっかり摂っている人もいました。楽しく調理実習をして、会食できました。
(介護福祉学科 徳山ちえみ)