卒業を半年後に控え、自己を振り返り、自己洞察をし、専門職業人になるための自覚ができることを目的に、宣誓式が行われました。式典では、田中副校長から学生一人ひとりに学科章が授与されました。その後、学生一人ひとりが入学以来の学習成果や実習から作りあげた介護観から、目指す介護福祉士像を宣言しました。
式典後は、社会福祉法人 玉野市社会福祉協議会・地域包括支援センター センター長 堀部 誠 先生から「地域包括支援センターの役割」という演題でご講演いただきました。玉野市の人口や高齢化の現状、介護保険制度の改正により新たに設けられた地域包括支援センターの役割と取り組みを講話。人口が減少し、高齢化率は30%を超えており、地域で支え合うシステム作りをされていることがよく分かりました。玉野市在住の学生から、「現状を知らなかったので、いい勉強になりました。分かりやすい講演でした」という感想がありました。
宣誓式終了後、2年生の松本 彩さんは、「めざす介護福祉士を宣誓することや他の人の宣誓を聞いたり先生方の言葉を聞き、改めて介護福祉士になるんだという気持ちになり、残りの半年の学生生活を頑張っていこうと思いました」という感想を述べていました。
学生達の式典での態度や宣誓を聞いて、1年半の目覚しい成長があったことを感じました。各自の目標とする介護福祉士を目指して頑張ってほしいと思います。
(介護福祉学科・徳山ちえみ)