3回目の調理実習 ‐13.07.12‐
本日の献立は、食塩相当量2.1gで病人や食べる能力の低下した方への料理でした。
おかゆは沸騰したら強火から弱火にしてふきこぼれないように、お米をつぶさないように混ぜないと言われました。しかし、混ぜる学生、強火で芯のあるおかゆになったところ、焦げたところがありました。最初、塩分ゼロで食べてもらいました。梅干し1個ずつ、出汁を取った後の佃煮を加えると、美味しかったと言っていました。
冬瓜を初めて見た人、初めて食べた人が多かったようです。薄味で美味しかったという感想より、薄味で苦手という感想の方が多かったようです。 トマトのコンポートは、酸味がきいてそれほど美味しくなかった、生のままが美味しい、という感想が何人もありました。
薄味のものを食べる体験で、高齢者や療養中の食事の味付けがわかったようです。おかゆを焦がした、芯があった、ふきこぼしたなどの失敗から学んだことがあったようです。また、蒸し器を初めて使ったという学生もおり、学生によって様々な学びがあったようです。
4回目の調理実習 ‐13.07.19‐
本日の献立は、豚もも肉と野菜のトマト煮、コーンスープ、千切りキャベツのイタリアンサラダ、とうふ白玉 でした。
豚もも肉を筋切りして、一口大に切り、ズッキーニ、なす、たまねぎをトマト缶で煮込みました。先週、トマトのコンポートでトマトの砂糖煮を作ったばかりなので、「又トマトを煮るのー?」と、学生は言っていましたが、「意外に美味しかった」と言っていました。
コーンクリームで作ったスープは、とても簡単でした。
せん切りにした野菜は、1人分が多く、こんなに食べられるのだろうかと思っていましたが、湯通しすると量が少なくなり、たくさんの野菜を摂取することができました。みょうがの風味が良かったようです。
とうふ白玉は、白玉粉ととうふをよく混ぜて丸めて、白玉団子の真ん中をへこませて、熱湯でゆでました。丸くできたところ、なぜか割れてでこぼこの団子になったところもあり、言われたように作っても、できは違っていました。豆腐が入っているとは思えない食感で、もちもちとして美味しかったようです。
本日の塩分量は4gで先週の倍あり、ほとんどの学生は、おいしかったと言っていました。「簡単にでき、野菜中心で健康によいので、また作りたい」と言っていました。エネルギー626kcalで、量も多く、女子には少し多かったようです。
(介護福祉学科 徳山ちえみ)