平成25年度宣誓式が執り行われました。
式典では衹園副校長から2年生1人ひとりに学科章が授与されました。その後介護福祉学科で作った宣誓文を全員で唱和。そこには、介護対象者の自立した生活への支援、対象者の自己実現への支援がうたわれています。介護福祉を取り巻く制度はめまぐるしく変わっていますが、根底に流れる理念は揺るぎないものであることを感じさせられました。
また、宣誓文の唱和に先立ち、学生は自分の目指す介護福祉士像を宣誓しました。呼名に応えて起立し、目指す介護福祉士像をよどみなく宣誓する姿は、凛として頼もしさすら感じさせるものでした。
宣誓式を終えて2年生伊井千尋さんは、「宣誓をするときは、手が震えるくらい緊張しました。自分の言葉で志を明確に示すことで、ビジョンがはっきりしました。今日の誓いを忘れず、1ヶ月後に始まる実習で活かしていきたいと思います。」と感想を述べました。
式典後、記念講演として公益社団法人 認知症の人と家族の会 岡山県支部代表 妻井令三先生に「認知症があっても安心して暮らせる社会をめざして」という題でご講演いただきました。学生たちは、講義で学んだことを思い出し、実習で出会った利用者さんやその家族に思いをはせながら、熱心に聴いていました。
(介護福祉学科 藤原美奈子)