澄み切った秋空の下、本校視聴覚教室にて理学療法学科4年生による平成25年度卒業研究発表会が行われました。
卒後の研究・発表に繋げるために、約1年間かけて取り組んできた卒業研究グループごとによる発表会は今年で7回目を迎えました。他学科の教員や3年生も参加しての発表は、学会さながらの緊張感が漂うなか、質疑応答も活発に行われ充実したものとなりました。3年生も来年度行う自分たちの研究発表の参考にするため熱心に聞いていました。
卒業研究論文委員の茶山 遥さんは
「3年生の後期から約1年間、各グループともに協力し合い、熱心に取り組みました。発表当日は緊張しながらも10期生らしく発表することができ、また質問の受け答えなども積極的に行えており、中身の濃い卒業研究発表会になったと思います。今回の経験を将来に生かしたいと思います。」
と研究発表を終えての感想でした。
この経験を生かし、卒業後も臨床に研究にと大いに活躍してくれるものと願っています。また、お忙しい中ご参加いただきました校長先生、他学科の教員の方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
(理学療法学科教員一同)
演 題
□ 筋群別のストレッチの違いによる肺活量増加への優位性
□ 修学年数および目測練習が関節可動域角度読み取りに及ぼす影響
□ 肢位別トレーニングが足趾把持力に及ぼす影響
□ 最大等尺性収縮中の運動別における内側広筋の筋活動の比較
□ 温熱療法とストレッチが与える関節可動域と筋硬度値の影響 〜温熱療法にストレッチを併用して〜
□ 運動頻度による筋力増強と筋肥大の関係