作業療法学科2年生で行う基礎作業療法学実習では、作業を行うことの楽しさを学生たちに感じて欲しいことがまず一番にあります。
作業をするのが好きな人、苦手な人、手先の器用な人、そうでない人、集中力のある人、ない人、手より口が動いている人など学生もいろいろです。きれいな作品が作れるに越したことはありませんが、臨床で患者さんと一緒に楽しみながら治療手段として行う作業の提案や指導ができるように、学生それぞれが成長して欲しいと思います。
『先生、この作品は味があるでしょう?』『これが僕の個性です!』などと上手いことを言う学生も中にはいますが、計画通りに物事を遂行することの大切さも教えています(笑)。
(作業療法学科 佐竹みどり)
♫ 基礎作業学実習で革細工をしている様子です ♫