介護福祉学科2年生4回目の調理実習を行いました。
本日の献立は、体調不良時の食事として全粥、あんかけ茶わん蒸し、かぼちゃの茶巾絞りの調理と試食。嚥下困難な人の食事についての講義とゼリー、寒天を試食しました。
全粥は、お米から炊いて塩分ゼロでしたが、甘みがありおいしかったとの感想がありました。若い学生には、塩分ゼロでは物足りなく、塩をかける学生もいました。茶碗蒸しは、蒸し上がった茶碗蒸しにあんをかけ三つ葉をのせて食べました。かぼちゃの茶巾絞りは、皮を取って柔らかくゆでたかぼちゃにバター、砂糖、スキムミルク加えて、茶巾絞りにし、模様を入れて見た目をきれいにしている学生もいました。ゼリーと寒天は、野菜ジュースで作りました。食感の違いを感じたようです。
調理の苦手な学生の中には、前日に自宅で作ってみて、当日「私に作らしてください」と名のり出た学生もいました。
「施設で全粥の食事介助をすることがあったので、その人の気持ちがわかった気がしました」という感想があり、相手の気持ちを考えた介護につながったようです。
各自が担当を決めて、全てを自分ですると言って調理した学生は、「思ったより簡単にできたので、今度自分でも作ろうと思った」という感想もありました。
(介護福祉学科 徳山ちえみ)