澄み切った秋空のもと、第1回公開講座の基調講演を高井校長による「いきいきとした老後を目指して」のテーマで行いました。平成10年から毎年開催しており、今回で第17期生を迎えます。
講演では平均寿命、健康寿命、年齢に応じた食生活、サルコペニア(※1)の予防、認知症と水との関係などについて講話。64名の参加者には自分のペースを守って人生を楽しむようアドバイスがありました。
公開講座に参加した方からは「学校の方は親切で感心しました。」、「毎年一般の人に役立つ講座を用意してくださり感謝です。」、「昨年11月より今年4月中頃まで骨折のため玉野市民病院に長期入院した時、学生さんが実習に来られていて大変よくしていただきました。とてもありがたかったです。健康な時は気にならなかったことが、入院して皆様の親切がよくわかりました。」などの感想がありました。
また、アンケートにご協力いただいた58名中53人(91.4%)の方が満足されていて、専門的すぎずとても参考になったとのコメントをいただきました。
次回は11月1日(土)に「いきいきと生活するにはまず転倒予防から」、「いきいき生活で腰痛撃退!!」の2つのテーマで講演を行います。自分らしく生活するために健康寿命を伸ばし人生を楽みましょう!ご近所お誘い合わせのうえ、是非ご参加ください。
(※1)サルコペニアとは、加齢に伴う筋肉量の減少、それに伴う筋機能(歩行や運動機能)の低下によって特徴づけられる症候群で、身体の機能低下、生活の質(QOL)の低下、死リスクを伴うもの。