介護福祉学科2年生 5回目の調理実習がありました。
献立は、おかゆ、あんかけ茶碗蒸し、カボチャの茶巾絞りでした。
おかゆは、5倍の水を入れてコトコト煮ました。食べる前に塩を入れて食べました。
茶碗蒸しのあんかけは、エビとはんぺんを入れてあんをかけました。美味しいと好評です。茶碗蒸しとだしを取った後のこぶとカツオの佃煮を喜んで食べていました。
カボチャは、蒸したカボチャをつぶし、スキムミルクと砂糖を入れて、ラップに包んで茶巾にする予定でしたが、水分が多くてトロトロでした。そのため、スキムミルクを倍ほど入れたり、鍋に入れて火にかけ、水分を飛ばしたりしてラップに包んでいました。軟らかいままで、お皿に入れて食べているところもありました。
5回の調理実習を行って、手料理を家族に食べさせたいと思った、切ることが上手になった、料理が楽しいことに気が付いた、料理をするようになった、レパートリーが増えたなどの変化があったようです。
そして調理実習を通して学んだことは、火加減や調理の手順を計画的して協力すること、片栗粉を使うタイミング、レシピを確認しながら分量通り行う、きれいに見える盛り付けなどでした。全体を通して楽しかったという学生が多くいました。親が作ってくれる料理より、自分たちの作ったものの方がおいしかったという学生もいました。
高齢者や病人向けの料理を試食して、自分の口に合わなかったが、食べている利用者の気持ちが少しわかった。美味しいだけではだめで、利用者に合わせた味付けが大切という感想もありました。
利用者の心身の状況に合わせた、美味しい料理の提供できる学生になってほしいものです。
(介護福祉学科 徳山ちえみ)