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2015年9月1日(火)

瑜伽山おついたち祭

玉野総合医療専門学校は今年1年、瑜伽山蓮台寺「おついたち祭」にて講話を担当しています。
今月は理学療法学科・吉野先生が嚥下障害と転倒防止について講話を行いました。

嚥下障害とは水分や食物を口に取り込み、咽頭と食道を経て送り込む運動に何らかの障害があることを言います。

食べ物を口に入れて食道を通過するのにかかる時間はたった0.5秒。高齢になるとその一瞬に嚥下障害が起こり、むせてしまう方がいらっしゃいます。
上手く食べれなくなると胃に穴を開けて栄養を取ることになり、食べる楽しみが奪われてしまいます。嚥下障害予防に効果的な方法として、嚥下訓練と嚥下体操が紹介されました。

嚥下訓練は口にものを入れた後、鼻から息を吸いしっかり止めて「ごくん」と飲み込み口から息を吐きます。
ものを入れたと仮定して参加者で行ってみました。確かに気道がしっかり確保された様に感じます。


その後の嚥下体操では深呼吸をしたり首を回したり、9種類の嚥下の準備を整えるリラクゼーションを行いました。
転倒予防の講話では、高齢になると20センチの段差よりも、絨毯の隅等より小さな段差で転倒すること、転倒場所はお風呂ではなくキッチンが一番多いこと等が説明されました。

座った状態で足を上げて下ろす。踵を付けて爪先だけを上げて下ろすといった簡単でどこでもできる運動が紹介されました。

講話後盛大な拍手をいただき、「とても良いお話でした。」との嬉しい感想をたくさんいただきました。

次回10月1日も健康に役立つ内容の講話を予定しております。
ご参加お待ちしております。


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2015年9月1日(火)

訪問介護実習を実施!(介護福祉学科)

介護福祉学科2年生は訪問介護実習で、訪問介護員と一緒に利用者宅を訪問しました。訪問介護員の指導の下、掃除や洗濯、食事作り、身体介護、コミュニケーションなど、利用者の要望に応じて行いました。訪問が終わると事業所に帰り、その日に体験したことを記録用紙に記入しました。

学生が経験した実習内容はそれぞれ違い、「料理を1品作った」、「清掃した」、「洗濯物をたたんだ」など、さまざまでした。

初めて訪問介護に行った伊藤さんは、「施設と違い、それぞれの利用者さんの家は違っていました。訪問介護は、週数回、数時間しか入らないので、利用者の自宅の掃除をしながら、その人の身体・生活を把握します。利用者のなかには、話したい人がいます。そのため、コミュニケーションをとりながら、その人を理解していくようにしていくことが必要だと思いました」など、学んだことを言っていました。障害に応じて住宅を改造した利用者宅も訪問し、良い勉強になったようです。

(介護福祉学科 徳山ちえみ)


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