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2015年9月14日(月)

就職対策講座を実施(理学療法・作業療法学科)

9月14日(月)、平成28年度理学療法学科、作業療法学科卒業予定者約62名を対象に、岡山労働局 ハローワーク玉野 職業相談部門 学卒ジョブサポーター 広畑 勇介 先生を講師としてお招きし、「就職対策講座」を開催しました。
広畑 先生には「就職への対策及び心構え『職業選択の実際について』」という演題でご講演をいただきました。
採用側が求める人材、学生と社会人との違い、社会人としての基本的マナー等について、日頃から意識を持つ事を大切にと、学生達に為になるお言葉を頂きました。
受講した学生のコメントを紹介致します。

「最終学年となり、就職の事を真剣に考えるようになりましたが、今回のセミナーで事業主が求めている人材とはどのようなものなのかを知ることができました。また、面接時の心構えや注意点に関しても具体例を挙げながら詳細に説明をして頂き有意義な時間を過ごすことができました。今後は接遇やマナーなどの基本的な部分を確認しながら、社会人としての意識を身につけて就職活動や将来の仕事へと繋げて行きたいと思います。」
                         作業療法学科 4年次生 多賀聖


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2015年9月14日(月)

アメリカ研修無事終了

9月14日 研修団は幾多の試練を乗り越え、約2週間の研修を終えて、岡山空港に無事到着しました。
前回、研修前半の様子について紹介しましたので、今回は後半の様子をご紹介します。

9月8日 シェネンドア大学での研修がスタート。研修の参加者は保健看護学科と作業療法学科の学生です。リハビリテーションを中心にアメリカでの医療制度や最新医療現場の視察、そしてシェネンドア地域の歴史などに触れていきます。
最初は、リハビリテーションに関する教育制度の研修。同大学では少人数教育を採用。学生を小グループに分け、1週間で1症例のケーススタディを実施。これをローテンションすることで様々な疾患をすべての学生が経験できるシステムです。また、全員を対象にした講義は、ビデオやパワーポイントを活用して行われ、根拠が認められたビデオを用い疾患ごとの治療方法や手段について学んでいます。講義に臨むにあたり、家での事前学習を怠った学生は講義内容を理解することは難しいとのこと。同大学での講義を模擬体験した学生たちは、講義の方法が本校での授業方法とは大きく異なり、学生個々が積極的に学ぶことが前提で授業が進むことを知り、自分自身の甘さを痛感すると共に驚きを隠せない様子でした。


次に大学を離れWinchester Medical Centerへ。最新の医療現場では自分の判断で簡単な医療行為が行える診療看護師、経験豊富な理学療法士と作業療法士、そして作業療法士を目指す学生が加わり、最新の医療施設・設備の説明を受けると共にディスカッションを実施。アメリカの医療制度や資格制度、疾病の傾向などさまざまな観点での質疑が行われ、有意義な時を過ごしました。


午後からは、the Museum of Shenandoah Valleyにおいて、シェネンドア地域の1700年代以降の歴史や生活様式について詳しく説明を受けました。1$札の絵を描いた方の絵画など珍しい展示品もあり、興味深いものでした。


9月9日 英語力を身につけるRosetta Stoneを体験。ネイティブな発音の練習をしながら翌日行われる英語によるプレゼンテーションの準備を行いました。ネイティブな発音をこなし次のステージに進む学生の対応力の早さに脱帽です。
午後からは、Life Science Buildingを視察。臨床現場のシミュレーション用の機材が数多く揃っており大感動!近々臨床実習に臨む学生たちがマジックミラーで仕切られた部屋でシミュレーション機材を使い実技試験中。指導教員と実技の動きを確認。すぐにフィードバックしてもらえる環境に興味津々の様子でした。
その後、図書館やシアターなど大学内のさまざまな施設を視察しこの日の予定は終了。


9月10日 大学内のSU Huntsberry Roomにて修了式。ホストファミリーを始め、多くの関係者が見守る中、英語でのスピーチ。どきどきの体験でしたが見事にクリア。感謝の気持ちは相手に届いたようです。
ホストファミリーとのお別れ。「結婚する時は報告に来るように!」と約束するなど短い間にかけがえのない家族ができたようです。
午後からは大学を離れ、ニューヨークへ移動のため、ワシントンの空港へ。夕方にはニューヨークに着くはずが、まさかの全便欠航!理由は、ニューヨークでの大嵐。
急遽、翌日の便を確認し、空港近くのホテルを予約。緊急事態に即応していただいた通訳の尚子さん、運転手さんありがとう!予定していたヤンキースのナイトゲームが観られなくてがっかりしたものの気を取り直しトランプに興じワシントンDCでの最後の夜を過ごしました。


9月11日夕方 無事ニューヨークへ到着。9.11のメモリアルとして、グラウンドゼロから大空に向かってライトが照らされていたのが印象的でした。

9月12日 ガイドさんとニューヨークの街へ。移動は地下鉄と徒歩。バッテリーパークから自由の女神を眺め、ウォールストリート、グラウンドゼロへ。チェルシーで有名なブラウニーを購入。タイムズスクエア周辺でハンバーガーを食べ、セントラルパークでお昼寝。5番街、ロックフェラービル、再びタイムズスクエアへ。ニューヨークを一日中巡りました。
夜は夜景三昧のミニツアーに参加。夜景の隠れ家スポットを次々と巡り最後はエンパイアステイトビルで解散。ビルに上ると風がすごく、髪が逆立ち服がめくれプチパニック。みんなで大笑いしました。最後にニューヨークの夜景を目に焼き付けアメリカ研修修了です。


9月13日 帰路に着く。空港でのチェックインは英語。最後の関門です。英語が苦手でホームステイ前に見せていた不安げな様子が頭をよぎりましたが、言葉のスピードにもすっかり慣れ、言われていることも理解できたようです。学生たちの成長はすごい!

今回の研修は、決して順調とは言えませんでしたが、うまくいかないことでできた貴重な体験を活かし、目の前の壁を研鑽努力で乗り越え目標に向かって進んでくれることでしょう。

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