11月4日、5日に客観的臨床能力試験(OSCE)を実施しました。
学内で学んだ多くの知識、技術を総動員させ、模擬患者に検査、測定を行います。検査、測定に到るまでの問診やバイタルチェックなども合わせて行います。試験官は実習地の指導者でもある本校の卒業生に協力してもらい、実習を行うのに必要な能力を評価してもらいました。
学内で行われる実技試験の中で、一番、重要な試験であるため、1か月前から実技練習を行い臨んでいます。当日は、緊張感のあまり実力が十分に発揮できなかった人もいるようですが、今後、行われる実習に向けてよい学びとなったと思います。
写真は、試験翌日にあった試験官による試験のフィードバックを受けているところです。試験内容の復習とともに実習にむけての温かいエールももらいました。学生たちが真剣にメモを取っている姿が印象的でした。
(理学療法学科 3年生担任 谷口 奈瑠美)
客観的臨床能力試験に臨んだ学生の感想を紹介します。
理学療法学科 3年 川ア雄介
「空き時間や放課後を使い、クラスのみんなで協力して練習してOSCEに臨みました。その結果、クラス全員が合格することができました。忙しい時間を割いて指導をしていただいた先生方、4年生のみなさんのおかげだと思っています。日々練習した事をしっかり活かして1月に臨む評価実習を頑張ろうと思います」
理学療法学科 3年 高井隼人
「OSCEに向けて、毎日空き時間や放課後に練習を行っていたのですが、いざ、試験会場に入ると緊張で頭の中が真っ白になり、何をやっていいか分からなくなりそうでした。しかし、練習した成果がでて大きなミスもなく行うことができ、無事に合格することができました。また、全員合格でしたので、みんなで練習した成果があったとつくづく思いました。練習に付き合っていただいた4年生や先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。これからも1月に臨む評価実習に向けて、より一層勉強に励みたいと思います」