介護福祉学科2年生は、11月4日〜12月11日まで24日間の実習に取り組んでいます。2年制課程最後の実習で、介護過程の展開を行います。
介護老人保健施設に実習に行った3人の学生は、30分間集団レクリエーションを行いました。最初に1人ずつ自己紹介を行い、ダンスやエレキギターなど特技や発想を活かして披露しました。
次に、「皆さんで一緒にダンスをしましょう」と言い、テンポのゆっくりした曲で、手をゆっくり上げたり、グーパー、大きく手を振って足踏みなど行ってもらい、普段使わない筋肉を使うように工夫していました。後出しじゃんけんをして、昼食前の口腔体操として口じゃんけんを一緒にして終わりました。
学生たちは、「今日はありがとうございました。私たちの写真をもらってください」と言って、利用者さんたちに渡していました。「かわいいなー」と言って、2枚もらっている利用者がいました。卒業生や職員さんが盛り上げてくれました。
実習指導者から「今までは、一緒に行うレクリエーションを行っていましたが、見てもらうことで引き付けることができてよかった。私たちも見てもらうことを意識しています」と、お褒めの言葉をいただきました。
レクリエーションを行った学生たちは、「初めて見せるレクリエーションを行って、緊張しました。利用者との距離が縮まり、多くの人とかかわることができました。利用者さんに笑ってもらい、いいレクリエーションになりました」、「導入がよかった。特技やトークが大切なことがわかりました」、「普段レクに参加していない人が手拍子などで参加してくれ、うれしかった」、「声掛けを一人ひとりにするよう心がけました。説明を何回かして、実際にするようにしました」と、工夫したことなどを言っていました。
最後の実習で、利用者に喜んでもらえたレクリエーションができ喜んでいました。良いレクリエーションでしたが、改善の余地はたくさんあります。経験を積んで、利用者に喜んでもらえるレクリエーションが実践できる介護福祉士になってほしいと思います。
(介護福祉学科 徳山ちえみ)