理学療法学科3年生は、前期から各研究グループを結成し研究計画を立て、少しずつ進めてきました。理学療法研究発表会を開催し、その成果を発表しました。
学科の教員や2年生、他学科の教員にも参加していただき、活発な質疑が交わされました。講義の合間に多くの文献を手に取り、実験、調査を進めて行くことは簡単なことではありません。途中、OSCE(臨床能力評価試験)や評価実習のため中断となった時期もあり、なかなか前に進めませんでしたが、どのグループも知恵を出し合い、協力して発表会を迎えることができました。今後は、論文集発行に向けて、まだまだ試行錯誤が続きます。
(理学療法学科 3年担任 谷口 奈瑠美)
学生コメント
理学療法学科3年 藤井 美紀
約1年間、各グループは熱心に取り組み、発表前日まで準備をしてきました。他のグループの発表を聞くことができ、工夫していることなどがわかり、参考になりました。自分達の発表でも反省点や今後の課題などが見つかったので、良い経験になりました。
理学療法学科3年 落田 智紀
今回の卒業研究発表会を実施するにあたって、まず3年生の5月から各グループごとにテーマを決め、その後、空き時間や長期休暇などを利用し、アンケートや実験など様々な方法で研究を進め、結果や考察、結論などをまとめていきました。私が一番苦労したことは、どうしたら読み手に分かりやすく伝えられるかということです。そのため、何度も担任の先生のところへ行き、文章の手直しやアドバイスなどをいただきました。卒業研究発表当日で、私はパワーポイントの操作を行いましたが、特に読み手に伝わりやすいように、アニメーションや展開の仕方に工夫を凝らしながら発表をしました。質疑応答では、担任以外の先生方や他学科の先生方、同じクラスの人などから意見があり、受け答えなどしっかりできていたと思います。最後に、今後、理学療法士として働いていく上で、様々な分野に興味を持ち、今回の研究を生かしながら活躍していきたいと思いました。