第11回たまの渋川ビーチサッカー大会において、理学療法学科の教員および3年生有志が、揃いのユニフォームを身にまとい出場選手へのトレーナーサービスを実施しました。
同大会は100チーム、1,000名を超えるプレーヤーが集う大会で、中学生以上の部、中学生以上の女性の部、ジュニアの部そしてキッズの部に分かれて競技が行われ、全国大会の岡山県予選会でもあるこの大会は、アグレッシブで熱気に包まれた大会となりました。
学生達は、トレーナーサービスを行うにあたり、AT(アスレチックトレーナー)の有資格者である吉野裕之先生の指導の下、学校での事前実習を経て実践に臨みました。ところが、激しい試合で身体を痛めた選手が苦悶の表情でブースに来る姿に対し、最初は緊張して思うような対応ができないようでしたが、選手に真剣に向き合う教員の姿を目の当たりにし、一つでも多くのことを吸収しようと目の色を変えて施術を見入っている姿が印象的でした。
学生達も、次第に雰囲気にも慣れ、次々とブースを訪ねて来る選手に対し時折笑顔を見せながら、トレーナーサービスを行いました。
理学療法学科3年生石尾敦貴君は
「トレーナー活動に参加できたのは、アスレチックトレーナーが多い玉野総合医療専門学校だからこそだと思います。自分の目指している環境に近い体験ができたことは将来に繋がる良い体験でした。」とコメント。
同じく3年生西崎里緒さんは
「力の加減など難しさも感じたけれど、その分良い経験になりました。先生方が実際に手技を行う姿も見ることができ、勉強になりました。現場でしか学べないこともあると思うのでこの経験を今後の学校生活や実習に活かしていきたいです。」とコメント。
初めての取り組みで、予想を超える大勢の選手が詰め掛け大変でしたが、学生達にとっては学校や実習では学ぶことのできない貴重な経験になり、有意義な時間を過ごせたように思います。今後の飛躍を期待します。