介護福祉学科2年生は、5月23日から6月16日までの間、障害者施設等で介護実習Vを行い、集団レクリエーションを実施。利用者さんたちと交流し、楽しい時間を作りました。
今回の実習では、一人の利用者さんを担当し、アセスメントをして生活課題を明らかにしました。
金曜日の帰校日には学校で教員から個別実習指導を受けて、実習先毎に集団レクリエーションを考え、計画を立てました。
実習では、レクリエーションを楽しんでもらうために、皆で協力して準備をしました。風船卓球、的当て、玉入れなど、様々なレクリエーションを考えて実施しました。また七夕飾りに願いを書いてもらいました。
2回目の集団レクリエーションで、まだ慣れていないこともありましたが、職員の方々に大いに盛り上げてもらい、利用者さんたちには楽しんでもらえたようです。
以下、学生のコメントです。
「最初、オリエンテーションで全員が障害支援区分6と聞いて、非常に不安でした。しかし、16日間、利用者さんと関わっていくうちに、相手のことが分かってきて、スキンシップをしてくれることもありました。玄関で待っていると、利用者の方から挨拶をしてくださるようになり、親しみを感じるようになりました。とてもよい経験になりました。」
「七夕の飾り付けを行いました。最初は消極的だった利用者さんも、職員さんが利用者さんの好きな色を提示すると、やる気になって楽しんでいました。利用者さんの好きなことを知って活かすことが大事だということを学びました。」
「説明が難しかった。職員さんが盛り上げてくれて、皆さん楽しんでくれました。利用者さんの好きな曲を選曲して歌ってもらったので、とても盛り上がりました。利用者の好きなことを取り入れることが大事だということがわかりました。」
学生達は、障害者の方を理解すること、個別の対応が必要なこと、レクリエーションの計画・盛り上げ方など多くのことを学び、成長して帰ってきたようです。
(介護福祉学科 徳山 ちえみ)