11月9日,10日に理学療法学科3年生を対象に、客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination:OSCE)を実施しました。
授業で学んだ多くの知識,技術を最大限に活用し、模擬患者に指定された検査、測定を行いました。また、問診やバイタルチェックなども合わせて実施しました。
試験官は実習施設の指導者でもある本校の卒業です。実習を行うために必要な能力を評価してもらいました。
学内で行われる実技試験の中で最も重要な試験であるため、1か月前から実技練習を行い臨んでいます。当日は,緊張のあまり実力が十分に発揮できなかった人もいるようですが、今後の実習に向けてよい学びとなったように思います。
写真は、試験翌日に行われた試験官による試験のフィードバックを受けているところです。試験内容の復習とともに実習にむけての温かいエールをいただきました。学生たちが積極的に質問をしたり。真剣にメモを取っている姿が印象的でした。
OSCEに臨んだ学生の感想を紹介します。
理学療法学科3年 石井 弘輝
「2日間にわたってOSCEを受けました。空き時間や放課後の時間を使って実技練習を行い臨みましたが、本番はかなり緊張して思うように力を発揮することができませんでした。
まだまだ練習が足りないと感じました。しかし、OSCEを受けることで自分の課題を見つけることが出来ました。1月から臨床評価実習が始まりますが,実習に向けて日々精進していきたいと思います。」
理学療法学科3年 吉田 芽以
「空いた時間や放課後に、クラスメートとともにOSCE本番に向け、毎日練習に励んできました。迎えた当日は極度の緊張により、自分の実力を十分に発揮することが出来ませんでした。とても悔しいですが、その反面、実習に向けて貴重な経験をすることができました。
協力してくださった試験官の先生方や先輩方に感謝の気持ちでいっぱいです。1月にある臨床評価実習に向け、より一層気を引き締め、勉学に励みたいと思います。」