11月6日(日) 介護フェアに介護福祉学科1年生が参加しました。
まず岡山県介護福祉士会の会長から開会の挨拶があり、介護福祉士養成校の学生の実習報告や、熊本震災ボランティアに参加された岡山県介護福祉会員の方の活動報告がありました。震災ボランティアは、短期間であったため個別のケアは難しかったが、被災者とのコミュニケーションをとることを中心に活動されたそうです。
「老いと演劇」ワークショップでは、俳優だった頃の経験を生かし、劇を通じて介護事業の周知に取り組まれている介護職員の菅原さんをお招きし、その解説とともに実際に『認知症の方との関わり方』をテーマとした演劇を学生が演じました。
その他にも、家族や施設職員それぞれの立場から認知症介護についてのシンポジウムも開催されました。
介護フェアに参加した藤原さんは、「実習報告や演劇を通して、利用者にどのような接し方があるのか、知ることができました。シンポジウムでは実際に親の介護をしていた人の話しを聞いて、介護は難しい面もあるけれど、その人に合った介護が必要だと感じました。」と感想を述べていました。また、「実習の状況がわかり、勉強になった」、「実践したい介護方法があった」、「家族介護の大変さがわかった。家族も支援していかなければならないことがわかった」と言う感想もありました。
学生たちは、養成校の学生の事例を聞いたり当事者や職員の話しを聞くことで、介護方法や利用者への接し方を知ることができ、良い勉強になったようです。
介護福祉学科 徳山 ちえみ