2月6日(月)に介護福祉学科2年生が卒業研究発表会を行いました。
はじめに、校長から発表会に向けて、研究をした学生の労をねぎらわれました。そして、研究の意義や利用者のより良い生活のために研究を延々と続けてほしいと、励ましの言葉をいただきました。
2年生は、11月7日〜12月15日までの24日間の実習で行ったことを事例研究とし、その成果を口頭で発表しました。1年生も参加し、先週までの実習を思い出しながら先輩の発表を真剣に聞いていました。2年生は、他の学生の研究に興味を持ち、学会のように緊張感漂う発表会でした。
2年生全員の発表が終了し、副校長や教員からの講評と励ましの言葉をもらい、緊張がほぐれ、ホットしていました。
発表会終了後、司会進行を務めた2年生の秋山奈央花さんは、「自分の発表の順番がくると、あっという間に時間が経過し、自分がどのように発表していたのか覚えてないくらい緊張しました。他の学生の研究発表で、多くの事例を聞き、大変良い学びができたと思います。今回学んだ内容は、仕事についてからも活かしていこうと思います」という感想がありました。とても良い学びとなったようです。
また、座長を務めた藤井裕子さんは「発表する人のタイトルを言うタイミングが分からず難しかったですが、間違えないように気をつけながら進めていきました。発表では、パワーポイントを作っている時、文字だけでは分かりづらく、写真や図を取り入れて分かりやすくしました」と言い、発表に工夫していました。
もう一人の座長を務めた向井美v紀さんは、「座長は、私にとって大きな学びとなりました。研究では、指導してくださる先生や友達の協力があってこそ、完成したと思いました。発表では、前に立った時、かなり緊張しましたが、満足のいく発表ができました。今後の自分にとって、大きな自信につながりました」という感想がありました。
他の学生の介護実践に興味を持ち、たくさんの質問をした2年生の新庄弘和さんは、「知りたいことがすぐに質問でき、勉強になってよかったです」と感想を述べていました。
時間をかけ、自分たちの実践した介護を事例研究したことで多くのことを学び、それを発表する経験をしました。これらの経験が、今後の人生のプラスになることを願っています。
(介護福祉学科 徳山ちえみ)