理学療法学科4年生は、3年生前期から7つの研究グループを結成し、それぞれが研究計画を立て、少しずつ研究を進めてきました。そして、その集大成として卒業論文研究発表会を開催し、その成果を発表しました。
発表会には理学療法学科の教員や3年生も参加し、活発な質疑が交わされました。講義の合間に多くの文献を手に取り、実験、調査を進めて行くことは簡単なことではありません。途中、OSCE(客観的臨床能力評価試験)や評価実習のため中断となった時期もあり、なかなか思うように論文作成を進めることができませんでしたが、どのグループも知恵を出し合い、協力して発表会を迎えることができました。今後は、9月の卒業論文集発行に向けて、論文の校正を行っていく予定です。
以下、学生コメント
理学療法学科4年 花田 貴広
約1年間、グループごとにテーマを決め、空き時間などを利用し、アンケートや実験など様々な方法で熱心に研究に取り組みました。
担当の先生のところへ行き、アドバイスなどをいただきながら発表前日まで準備をしてきました。当日は、他のグループの発表を聞くことができ、工夫していることなどがわかりました。今後は9月の卒業論文集作成にむけて、論文の加筆・修正をしていきたいと思います。
理学療法学科4年 安井 茉希
今回の卒業論文研究発表会までの道のりは、3年生4月にグループを決める事から始まり、これから一緒に頑張ろう!という新たな気持ちで研究をスタートさせました。自分達が研究してみたいテーマを話し合い、空き時間や長期休暇を利用し、研究を少しずつ進めてきました。
卒業論文を作成していく中で、担当の先生に文章の手直しや沢山のアドバイスをして頂き、試行錯誤を重ねながら頑張ってきました。行き詰まった時、共に頑張る仲間の思いがひとつとなってやっと一歩前へと進めた気がします。また、発表を通して、聞き手に伝えることの難しさを知りました。自分が相手に伝えようとするだけではなく、聞き手の立場に立って相手に伝わるような話し方をしていけたらと思いました。質疑応答の時間では、色々な視点からの質問が飛び交い、とても有意義な時間となりました。卒業研究を通して多くのことを学ぶことができ、今後に活かしていきたいと思いました。
(理学療法学科 4年担任 本多 史明)