岡山理科大学附属中学校2年生の皆さんが本校の見学のために来校し、看護師、保健師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士の職業理解ならびに模擬体験授業を受講しました。
来校後、本校の北山副校長より「将来の職業選択に役立ててほしい」と歓迎の言葉があり、生徒代表より「しっかりと体験して、今後に活かしたい。今日はよろしくお願いいたします。」と挨拶をもらいました。
午前中は、保健看護学科と介護福祉学科で模擬体験授業を受けました。
アンケートでいただいた感想の1部を紹介します。
保健看護学科の授業では、看護職である看護師や保健師について理解し、手洗い体験をしました。
「自分自身は、きれいに洗っていると思っていたのに、ライトに照らすと汚れが残っていて驚いた」「自分の手の洗えていないところがわかった。家族にも教えてあげようと思った」と普段の手洗いを見直す良い機会になったようです。
介護福祉学科の授業では、「福祉」に関する職種を理解し、患者さんや施設の利用者さん、自分自身が楽に介護できる方法などを学びました。
「人の自然な動きを知ることで、負担なく立つことや座ることができるということができることがわかった」「おじいちゃんとおばあちゃんが立てなくなった時、この方法で立たせてあげたいです」など介護について活用できることを学んだようです。
2つの学科を体験し、昼食を取った後は、体育館を開放し、バレーボールやバスケットボール、フットサルなどをして、自由時間を過ごしました。
午後からは、リハビリの2学科、理学療法学科と作業療法学科の模擬体験授業を受けました。
理学療法学科の授業では、電熱治療に使う機器を体験したり、車椅子やストレッチポールの体験をしたりしました。
「電気のマッサージがおもしろかったです。車椅子やポールもいい経験になりました」「車椅子操作が難しかった」「電熱で治療ができることを初めて知った」と新たな発見や驚きがあり、リハビリの大切さを学びました。
作業療法学科の授業では、装具の使い方や工夫して道具を作ることなどを学びました。
「体を痛めている人や体の不自由な方のために道具を工夫して使いやすくしているところがすごいと思いました」「便利なものを提案できるのは、人のことをよく見ているからだと思うので、すごいなと思った」など知らない職業について学び、体験を楽しみました。
すべての模擬体験授業が終わり、最後に本校の祇園副校長から終わりの言葉、生徒代表より、お礼の言葉をいただきました。
今回の本校の体験を通して、各職種について理解を深め、将来の職業選択に役立てることができればと思います。