9月14日(木)、15日(金)の2日間、総合臨床実習U期の症例発表会を実施しました。
10週間の実習を終え、学生は担当した患者様の治療前後の検査・測定結果や、実際に行った理学療法の説明、自分の考察などを発表しました。
コミュニケーションを取ることが難しい患者様や障害が重複している患者様を担当し、悩んだこともあったようです。また、同じ疾患でも症状の異なる患者様について、他者の発表を聞くことで大いに勉強になったことと思います。
次は卒業試験、国家試験に向けて机上での学習が始まります。実習でお世話になった患者様、病院関係のスタッフの皆様への恩返しは、「理学療法士になること」。
そう思いながら、日々、勉強に励んで欲しいと思います。
理学療法学科4年生担任 本多史明
以下、学生のコメントです。
「U期の総合臨床実習を終え、各実習施設で担当させて頂いた患者様の症例発表を行いました。自分の考えを発表するだけでなく、活発に質疑応答することで他者の新たな考え方を学ぶことができました。貴重な経験をさせていただいた患者様や先生方への感謝の気持ちを忘れず、これからは卒業試験・国家試験勉強に励んでいきたいと思います。そして、この症例発表や評価・総合臨床実習の計23週間を通し得た知識を、就職した4月からの臨床に活かしていきたいと思います。」(理学療法学科4年 松田実樹)
「U期の総合臨床実習を終え、それぞれが担当させていただいた患者様の症例報告を行いました。なぜこのように考えたかなど積極的に質問することで様々な意見を聞くことができ、貴重な時間となりました。今回の症例報告では、T期目と比べてより深い質疑応答ができていたと思います。4月から始まった計20週間にわたる総合臨床実習で、学生は皆少なからず成長できたのではないかと思いました。関わってくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、これからは国家試験合格に向けてクラス全員で頑張っていきたいです。」(理学療法学科4年 松下拳也)