保健看護学科2年生が初めて患者様を受け持って、看護過程を展開する3週間(9月9日〜9月27日)の基礎看護学実習Uを無事終えることが出来ました。
2年次の4月から「共通看護技術論U」という科目で看護過程について学習し、5月末から「回復促進援助技術論U」という科目で、1グループ5〜6人の学生に教員が1人指導にあたり、模擬患者の事例を用いて、情報の整理・アセスメント、看護診断、看護計画の立案する演習をグループで取り組みました。
模擬患者役には、教員がなりきって、リアル感を出しました。
模擬患者役の先生の反応が自分達の考えたシナリオ通りに進まず、手が止まる場面もありましたが演習後にリフレクションを行い、自分たちの知識不足、視野の狭さ、患者さんへの声かけの未熟さ、困っている患者様に寄り添うことが出来ていないことに気づいていました。
授業の最終日には、全てのグループが自分たちが考えた看護計画の根拠、演習後の修正点、実施した看護の振り返りを発表しました。
質疑応答も活発で、新たな気づきがありました。自分たちの考えをまとめる難しさ、他者に伝える難しさも学びました。
【基礎看護学実習Uに向けて】
◆実習の様子◆
実習では毎日緊張の連続でしたが、学内で学習したことを活用し、対象者に必要な看護を考え実践しました。
【情報収集】
【朝の計画発表】
看護師に一日の計画を発表し、助言をもらいます。
【実習を終えてまとめの会】
実習を終えて学内でまとめの会をしました。対象者の看護をとおして学んだ事、今後の課題発表し学びを共有しました。
そして少し遅い夏休み、後期も頑張るぞ!!
基礎看護学実習U担当:三宅真理子