昨年度に引き続き、『防災教育』を行いました。
本校の保健看護学科は保健師教育も行っており、地域住民の皆さまへの健康教育が実践できる能力の育成を段階的に行っています。
その一貫として、4年生の授業科目「国際看護・災害看護」のなかで、4年生が主体となって、「防災教育」の授業案をつくり、実践しました。
1年生は、入学後4日目の「防災教育」でしたので、先輩たちとの交流の機会にもなり、つながりができたことに喜びの声が上がっていました。休憩時間には、早速インスタ交換する姿がみられました。防災教育の目的の一つである、多くの人たちとのつながり
をもつことの必要性を、実感を伴って学んだようです。
本日の目標の説明からスタートです。
いつ起きてもおかしくない!「南海トラフ地震」を映像で学習
災害図上訓練(DIG)を通して、地域の特徴を理解し、災害発生時の被害や避難について考察しました。
各グループで選んだ避難経路を実際に歩いて、「人的・物的防災資源」の確認を行いました。
玉野市作成の「マイ・タイムライン」を使って、今日から自分ができる対策を実行です。
※「マイ・タイムライン」とは、台風や大雨の水害など、これから起こるかもしれない災害に対し、一人ひとりの家族構成や生活環境に合わせて、「いつ」「誰が」「何をするのか」をあらかじめ時系列で整理した自分自身の防災行動計画のことです。
先輩から後輩へ指導案をもとに防災教育を行うことによって、4年生は責任感と後輩を思いやる心を育み、後輩は先輩にあこがれを抱き、ロールモデルを見つけた学生もいました。
4年生の皆さん、地域の防災力を育む活動を、ありがとう!!
1年生の皆さん、先輩と知り合いになれて安心した表情に、教員も安心と喜びを感じました。
令和4年度もみんなでがんばろう!!
保健看護学科