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2016年11月6日(日)

11月6日(日) 介護フェア(介護福祉学科)

11月6日(日) 介護フェアに介護福祉学科1年生が参加しました。
まず岡山県介護福祉士会の会長から開会の挨拶があり、介護福祉士養成校の学生の実習報告や、熊本震災ボランティアに参加された岡山県介護福祉会員の方の活動報告がありました。震災ボランティアは、短期間であったため個別のケアは難しかったが、被災者とのコミュニケーションをとることを中心に活動されたそうです。

「老いと演劇」ワークショップでは、俳優だった頃の経験を生かし、劇を通じて介護事業の周知に取り組まれている介護職員の菅原さんをお招きし、その解説とともに実際に『認知症の方との関わり方』をテーマとした演劇を学生が演じました。
その他にも、家族や施設職員それぞれの立場から認知症介護についてのシンポジウムも開催されました。

介護フェアに参加した藤原さんは、「実習報告や演劇を通して、利用者にどのような接し方があるのか、知ることができました。シンポジウムでは実際に親の介護をしていた人の話しを聞いて、介護は難しい面もあるけれど、その人に合った介護が必要だと感じました。」と感想を述べていました。また、「実習の状況がわかり、勉強になった」、「実践したい介護方法があった」、「家族介護の大変さがわかった。家族も支援していかなければならないことがわかった」と言う感想もありました。

学生たちは、養成校の学生の事例を聞いたり当事者や職員の話しを聞くことで、介護方法や利用者への接し方を知ることができ、良い勉強になったようです。



 


介護福祉学科 徳山 ちえみ

written by tamasen [介護福祉学科] [この記事のURL]

2016年10月4日(火)

専門職業人として新たな決意を胸に 平成28年度宣誓式(介護福祉学科)

平成28年10月4日(木)
介護福祉学科2年生が半年後の卒業を控え、自己を振り返り、専門職業人になるための自覚を促すことを目的に、宣誓式が執り行われました。



式典では、袛園副校長から学生1人ひとりに学科章が授与されました。
そして、各学生が「利用者の気持ちにより添い、個別のニーズを理解し、対応ができる介護福祉士」「利用者のニーズに応えられる介護福祉士」「利用者や職員から信頼される介護福祉士」「利用者のニーズに沿った支援が行える介護福祉士」「利用者の自立した生活が営めるよう支援し、尊厳の保持をする介護福祉士」などの目指す介護福祉士像を宣言しました。
その後、平井校長から式辞、各教員からお祝いの言葉を頂きました。



式典後は、社会福祉法人 玉野市社会福祉協議会・地域包括支援センター センター長 堀部 誠 先生から「地域包括ケアシステムにおける介護福祉士の役割」という演題で近年の高齢者や高齢化率、要介護者の増加、国の介護に対する方針、今後ますます介護福祉士に期待がかかっていることについて等、ご講演いただきました。



宣誓式でリードした新庄弘和さんは終了後、「宣誓することで、自分の目指す介護福祉士像を再確認できました。自分たちはもうすぐ社会人なんだと改めて自覚できてよかったです。」と感想を述べました。

その他、一部学生のコメントを紹介します。
秋山奈央花さん「宣誓することで、目指す介護福祉士の再確認になりました。」
向井美祐紀さん「地域で高齢者を支えるには、地域全体で医療や介護、行政の壁をなくして行かないといけないと思った。」

学生達の式典での振る舞いや宣誓を聞いて、入学してから1年半の間に目覚しい成長があったように感じました。各自の目標とする介護福祉士を目指して頑張ってほしいと思います。

(介護福祉学科・徳山ちえみ)

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2016年9月2日(金)

訪問介護実習(介護福祉学科)

2年生は、夏期休暇中の8月4日(木)〜9月3日(土)の期間の中で、1人3日間の訪問介護実習を順に行いました。

訪問介護事業所に行き、訪問介護員と一緒に利用者宅を訪問しました。利用者のニーズを聞いて、訪問介護員の指導の下、掃除や洗濯、食事づくり、身体介護、コミュニケーションなど、利用者の要望に応じて行いました。訪問が終わると事業所に帰り、その日に体験したことを記録用紙に記入しました。

学生に訪問介護の感想を聞くと、「在宅で生活している方々は、軽度の人が多く、のびのびと生活されていた」と話していました。中には利用者の様々なニーズに応えることが難しく、「訪問介護は難しい」と記録に書いている学生もいました。

指導者からは、「訪問先には様々な家庭がありますが、汗をかきながら真剣に取り組んでいました」「よい学生さん達でした」「利用者によく関わり、いろいろなことを質問してきて、熱心だと思いました」などのお褒めの言葉をいただきました。

学生達は、様々な介護体験を通して、また一回り成長したように思いました。





(介護福祉学科 徳山)

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2016年8月15日(月)

生活支援技術Z(レクリエーション)前期の授業(介護福祉学科)

生活支援技術Z(レクリエーション)は、2年生の前期に行っている科目で、高齢や障がいのある利用者などの余暇時間を楽しい時間にするための方法を学びます。

はじめは緊張をほぐすための手法であるアイスブレーキングのゲームなどを学びました。

クラフトでは、金魚を作ったり、フイルムケースを使ってかわいいマスコット人形の小銭入れを作ったりしました。写真では、かわいい人形が勢揃いしていますが、一つ目や眼帯をした人形などもあり、それぞれの個生ある作品ができました。





ゲームでは、昭和の歌の思い出カルタや買い物ゲームなどをしました。学生たちは、あまり馴染みのない昭和の歌に戸惑ったようでした。




ニュースポーツでは、ラダーゲッターやディスコン、ペタンクなどをおこない、それぞれ楽みながら学びました。





(介護福祉学科 徳山)

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2016年7月25日(月)

生活支援技術]の授業(介護福祉学科)

生活支援技術]の授業は、衣生活、食生活、住生活に分かれて実技を行います。

住生活では、高齢者障害者体験を4月に行い、5月〜7月は、衣生活の縫い物と食生活の調理実習を各5回ずつ行いました。

衣生活では、高齢者・障害者などの家庭生活支援の能力を養うために基本的な縫い方の実習を通して技能を身につけています。基礎縫いとして、なみ縫い、奥まつり縫い、千鳥がけ、普通まつり縫い、コの字まつり縫い、ボタン付け、スナップつけを行いました。その後、ミシン縫いをして、最後はテッシュペーパーケースを縫いました。学生同士、お互いに教えあって真剣に取り組んでいました。



食生活の調理実習においては、サバの味噌煮を魚をさばくところから行いました。普段調理をしない学生が多く、とても時間がかかりましたが、一生懸命取り組んでいました。
1回目 サバの味噌煮、小松菜のおひたし、焼き茄子、牛乳くずもち、かきたま汁、だし取り
2回目 揚げない酢豚、たたききゅうりの塩昆布ラー油和え、トマトとチンゲン菜のスープジュレ
3回目 おかゆ、あんかけ茶碗蒸し、かぼちゃの茶巾絞り
4回目 鶏ミンチとごぼうの大葉焼き、ヨーグルトコールスロー、冬瓜のスープ
5回目 鮭のホイル焼き、白和え、なすとオクラのみそ汁、牛乳かんフルーツ

5回の実習を通して、調理時に協力すること、盛りつけ方や配膳、苦手な物でも食べやすく味付けを変えるなど、調理の順番などを学びました。
学生は、調理実習で料理を作り、とても楽しかった、思っていたよりも料理は簡単だった、いろいろな料理を学べてよかったなど、料理のレパートリーが増え、家でも作ってみたなどの感想がありました。





(介護福祉学科 徳山)

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