穏やかな春の日差しに迎えられ、平成28年度卒業証書授与式が執りおこなわれました。保健看護学科、介護福祉学科、理学療法学科、作業療法学科の卒業生が、喜びと期待を胸に新たな道へと巣立っていきました。
式典では卒業生代表が晴れやかな表情で卒業証書を授与。
式辞として平井校長が
「卒業生の皆さんには「恩もしくは恩義ということを感じ、認識して欲しい」と願っています。皆さんはご家族・保護者の方はもちろんのこと、多くの方々に恩義もしくは教えを受けて育ってきました。人は、一人では生きていけません。社会の中で生きていくこと、生きていることそのものが恩義を受けていると考えてください。
この先、恩義は受け続けることではありますが、これからは社会人として、恩に報いていかなくてはなりません。ただし、恩義は受けた方々に直接返すものではありません。皆さんは、恩義を感じ、受け止めて、社会の中でしっかり二本の足で立って、自立してください。恩義・思いを感じ共有して、自らの行動を考えてください。そうして、最終的には次の世代へと受け継いでいくことが大事です。
卒業に際しては「おめでとう」の言葉を、また皆さんの努力に対しては「ありがとう」の言葉を送ります。」と激励。
卒業生を代表して理学療法学科・小西美舞さんが
「これから私たちは医療・福祉の従事者として社会に羽ばたいていきます。社会に出ることへの大きな不安もありますが、玉野総合医療専門学校での四年間の学びを糧に何事にも積極的に取り組み、常に学びの姿勢を忘れず、周囲の人への思いやりの心を大切にしながら、精一杯努力していきます。」と力強く答えました。
卒業生ならびに保護者のみなさま、ご卒業おめでとうございます!
新しいステージでのご活躍を願っています!