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2015年10月7日(水)

老年看護学概論の授業で高齢者疑似体験を行いました(保健看護学科)

 保健看護学科1年生45名は、老年看護学概論の授業で高齢者疑似体験を行いました。
体験を通して高齢者の身体機能の変化を知り、その変化が日常生活にどのように影響しているか、環境の調整や日常生活の援助のあり方を考えました。また、高齢者の気持ちを考えながら体験を行いました。


学生は全員、高齢者体験と共に、高齢者の援助役、高齢者と援助者を観察する役を体験し、高齢者の理解を深めました。


杖をつき歩行から開始し、階段の昇降や新聞を読んだり、自動販売機の使用、トイレ体験を行いました。


その後、体験を通して感じたことや考えたこと、生活の不便さへの回避や改善方法、高齢者が感じている気持ちへの配慮などグループ内で話し合い、発表、意見交換をして情報を共有しました。グループ発表の中で、「自分達が思っていた以上に、高齢者の大変さがよくわかった。高齢者の思いに耳を傾け、否定せずに話を聴き、生活のしずらさについて改善策を一緒に考えていきたい。」と、高齢者の理解が深まりました。2月にある初めての病院実習に向け、今後も、基礎知識の習得と共に、看護を深めていくことを期待しています。

                     老年看護学担当:草地由佳

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2015年7月30日(木)

在宅看護論実習のまとめをしました。(保健看護学科)

保健看護学科の4年生は、最終学年で在宅看護論実習を行います。
実習のまとめでは、在宅ケアにおける看護師の役割について考え、学びをまとめます。ケースレポートを作成し、実習施設の指導者の方も来校していただき発表会を開いています。



4年生は、約8カ月後の保健師・看護師国家試験を目指して頑張っています。

(保健看護学科 在宅看護論担当 東 早智子)


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2015年6月30日(火)

精神看護学実習を終えて(保健看護学科)

保健看護学科3年生は5月連休あけから始まった実習が2クール終了しました。現在は、実習での振り返りを看護研究の授業でまとめています。

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精神看護学実習からの学び 保健看護学科 阿部 愛

今回の実習で、精神障害が患者さんの日常生活にどのような影響を及ぼしているのかを知り、患者さんに寄り添い傾聴し、理解することが何より大切だということ、また看護イコールコミュニケーションと言う事を患者さんとの関わりの中で実感することができました。

2週間ではありましたが、日々の関わりから患者さんが今何を感じ、思い、どのようなニードを抱えているのか、またその視点から何をすべきか、どのような援助が必要なのかアセスメントすることが大切だと感じました。その場その時の対象者さんの状態に応じた看護が実践できるように他職種と連携をとりながら対象者さんの目線に合わせた看護を学びました。
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担当教員より
理論や科学的根拠(エビデンス)に基づいた看護が提供できるようになるために、文献も活用しながら振り返りをしっかり行って成長していっていただけたらと思います。

(保健看護学科 石田実知子)


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2015年5月27日(水)

「公衆衛生看護技術論X(健康教育)」における演習風景(保健看護学科)

保健看護学科4年生の「公衆衛生看護技術論X(健康教育)」では、各対象者に合わせた健康教育を実施します。1グループ5〜8名のグループに分かれて、老人クラブなどに参加されている高齢者と保育園の幼児を対象にした30分程度の健康教育を指導案に沿って実施をしました。
 サンマリン認定こども園では、5月27日(木)に、「もぐもぐ30〜かむことでいいこといっぱい〜」をテーマに噛むことの大切さについて劇を行いました。
 劇のあらすじは、よく噛まないカバオ君とよく噛むメロンパンナちゃんを通して、アンパンマンとだえきマンが噛むことの大切さを教えてくれるというものでした。2歳から5歳クラスの園児のみなさんは反応が良く、劇を通して、歯ブラシとよく噛むことでむし歯の予防ができることを理解してもらえたようでした。


 <学生の感想>
  今回の健康教育を通して、「噛むことの大切さ」が園児のみなさんに伝わって、よく噛むことが生活の中に取り入れてもらえたら、とても嬉しいです。
  劇を見た後、むし歯の予防に歯ブラシのほか、噛むことも大切であると理解してくれた様子だったので、私たちもやりがいを感じることができました。
                            4年生 小山真穂



4年生コーディネーター 吉見美保

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2015年5月20日(水)

領域実習に向けて学内課題を実施!(保健看護学科)

保健看護学科3年生は、5月11日(月)から領域実習がスタートしていますが、遅れてスタートするグループは学内課題日を設け、グループワークに取り組んでいます。
内容は、各グループで話し合い決めていますが、疾患理解の土台となる解剖生理・病態を中心に行っています。



学生の感想としては以下のような声が寄せられています。
「学生が主体となって授業を行うのでその都度確認することにより、何を理解できていて何が理解できていないかを明確にすることができた。また、周囲の学生と話し合いながら確認することで印象に残るため、学習内容がよく頭に入った。」
「普通であれば一方向的になりやすい座学の授業でも、メリハリがあって90分間集中力を保ちやすい環境になっていた。」
「学生にとって、より他学生に質問しやすい空気ができていて、授業の理解が深まった。さらに、そういった時間を取り入れることで、授業外でも学生がお互いに質問などをしやすい雰囲気作りができている。」

与えられる知識の獲得だけではなく、自ら知識を獲得していく・学んでいく主体的な学習ができるよう、教員も働きかけていこうと思います。

(保健看護学科 石田実知子)


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