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2015年6月30日(火)

精神看護学実習を終えて(保健看護学科)

保健看護学科3年生は5月連休あけから始まった実習が2クール終了しました。現在は、実習での振り返りを看護研究の授業でまとめています。

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精神看護学実習からの学び 保健看護学科 阿部 愛

今回の実習で、精神障害が患者さんの日常生活にどのような影響を及ぼしているのかを知り、患者さんに寄り添い傾聴し、理解することが何より大切だということ、また看護イコールコミュニケーションと言う事を患者さんとの関わりの中で実感することができました。

2週間ではありましたが、日々の関わりから患者さんが今何を感じ、思い、どのようなニードを抱えているのか、またその視点から何をすべきか、どのような援助が必要なのかアセスメントすることが大切だと感じました。その場その時の対象者さんの状態に応じた看護が実践できるように他職種と連携をとりながら対象者さんの目線に合わせた看護を学びました。
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担当教員より
理論や科学的根拠(エビデンス)に基づいた看護が提供できるようになるために、文献も活用しながら振り返りをしっかり行って成長していっていただけたらと思います。

(保健看護学科 石田実知子)


written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2015年5月27日(水)

「公衆衛生看護技術論X(健康教育)」における演習風景(保健看護学科)

保健看護学科4年生の「公衆衛生看護技術論X(健康教育)」では、各対象者に合わせた健康教育を実施します。1グループ5〜8名のグループに分かれて、老人クラブなどに参加されている高齢者と保育園の幼児を対象にした30分程度の健康教育を指導案に沿って実施をしました。
 サンマリン認定こども園では、5月27日(木)に、「もぐもぐ30〜かむことでいいこといっぱい〜」をテーマに噛むことの大切さについて劇を行いました。
 劇のあらすじは、よく噛まないカバオ君とよく噛むメロンパンナちゃんを通して、アンパンマンとだえきマンが噛むことの大切さを教えてくれるというものでした。2歳から5歳クラスの園児のみなさんは反応が良く、劇を通して、歯ブラシとよく噛むことでむし歯の予防ができることを理解してもらえたようでした。


 <学生の感想>
  今回の健康教育を通して、「噛むことの大切さ」が園児のみなさんに伝わって、よく噛むことが生活の中に取り入れてもらえたら、とても嬉しいです。
  劇を見た後、むし歯の予防に歯ブラシのほか、噛むことも大切であると理解してくれた様子だったので、私たちもやりがいを感じることができました。
                            4年生 小山真穂



4年生コーディネーター 吉見美保

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2015年5月20日(水)

領域実習に向けて学内課題を実施!(保健看護学科)

保健看護学科3年生は、5月11日(月)から領域実習がスタートしていますが、遅れてスタートするグループは学内課題日を設け、グループワークに取り組んでいます。
内容は、各グループで話し合い決めていますが、疾患理解の土台となる解剖生理・病態を中心に行っています。



学生の感想としては以下のような声が寄せられています。
「学生が主体となって授業を行うのでその都度確認することにより、何を理解できていて何が理解できていないかを明確にすることができた。また、周囲の学生と話し合いながら確認することで印象に残るため、学習内容がよく頭に入った。」
「普通であれば一方向的になりやすい座学の授業でも、メリハリがあって90分間集中力を保ちやすい環境になっていた。」
「学生にとって、より他学生に質問しやすい空気ができていて、授業の理解が深まった。さらに、そういった時間を取り入れることで、授業外でも学生がお互いに質問などをしやすい雰囲気作りができている。」

与えられる知識の獲得だけではなく、自ら知識を獲得していく・学んでいく主体的な学習ができるよう、教員も働きかけていこうと思います。

(保健看護学科 石田実知子)


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2015年5月9日(土)

平成27年度宣誓式を実施!(保健看護学科) ‐15.05.09‐

平成27年度 第17期生 宣誓式「道」が執り行われました。昨年、先輩方の式典に参加し、「来年は自分達がこの舞台に立つんだ」という強い意思を1年間持ち続けながら、日々の学習、実習を乗り越えてきた17期生35名がついにこの日を迎えました。この式典は看護を志す者としての自覚を促し、専門職業人として道を歩むことを決意し「誓いの言葉」を述べる式です。
会場の明かりが消され厳かな雰囲気の中、キャンドルの灯を携え、宣誓者全員が登壇してナイチンゲール誓詞と自分たちの誓いの言葉を述べました。

17期生 誓いの言葉

私たちは看護に必要な確かな知識と技術が身につくように
互いに向上心を持って日々の学習一つひとつを丁寧に取組みます。
そして初心を忘れることなく支えてくれる人々に感謝し誠実で信頼され
愛される保健師・看護師を目指します。



宣誓者の一人である北野梨奈 さん(佐賀県・伊万里高校出身)は、「ナイチンゲール誓詞、みんなで誓った言葉を胸に抱いて一緒に宣誓を行った仲間と共に勉学、実習にこれからも頑張っていきたいです。困難にぶつかることもあると思いますが、今日のことを思い出し、仲間、先生からアドバイスを受け努力していきたいと思います。今日、宣誓を行えたのも支えてくれる家族、来賓の方々、先生方などのおかげです。宣誓式で誓った感謝の気持ちを忘れずに日々、過ごしていきたいと思います。」
新名遥さん(徳島県・阿波高校出身)は、「1年生の時は、本当に自分はこの道を進んでいくのだろうかと悩んだ時もあったけれど、自分が宣誓者として記章をもらい、ナイチンゲール誓詞と自分達で決めた誓いの言葉を言っている時に、この道を進んでいくんだという強い気持ちと、この舞台に立てた喜びを感じました。困った時は手をとって助け合い、喜びがあれば共有しあえるような仲間とこれからも初心を忘れることなく支えてくれる人々に感謝し、誠実で信頼され愛される保健師・看護師を目指します!!」
と宣誓式を終えて学生は、少しだけ保健師・看護師という自分の目指す道が見え、決意を新たにできた様です。



宣誓式の後、特別講演として岡山大学大学院保健看護学研究科 秋元典子教授より『看護の約束』をテーマに心のこもった講演をしていただきました。先生の講演を聴き、看護とは、人々の命を守り、暮らしを支えることを再確認させていただくと共に、「看護ができることは何か。」ということを社会に対してもっと強く可視化していくことが、いま最も必要であることに気づかせてくださいました。



看護はチーム医療です。仲間を信じ、共に支えあいながら、自分が目指す保健師・看護師を仲間と共に探求し続けていってください。
 コーディネーター 草地由佳


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2014年12月16日(火)

玉野市民病院でクリスマスコンサートを開催!(保健看護学科)

保健看護学科1年生が玉野市民病院にてクリスマスコンサートを開催しました。

入院中の患者様、同病院で実習中の先輩学生ならびに実習指導をされている看護師の先生方など大勢の方にお集まりいただきました。参加された方々は演奏に合わせて口ずさんだり、手拍子をされるなどしてコンサートを楽しまれていました。

男子学生のハンドベル、女子学生は曲毎に交代でピアノ演奏、そして全員による合唱。始めは緊張気味でしたが「聖夜」、「赤鼻のトナカイ」、「サンタが町にやってくる」と演奏曲が進むとともに緊張が解け、練習の成果を発揮することができました。


学生が一人ずつパネルを手に、「世界でたったひとりの大切なあなたへ、12の贈り物」という誌の朗読を披露しました。全ての誌をメモに取られる方、学生に内容を確認される方等多くの方の心に響くよい内容でした。


皆様より大きな拍手をいただき、クリスマスコンサートが大成功に終わることができました。練習に励み多くの方の前で発表できた経験は学生達にとって将来きっと役に立つ事と思います。

ご参加いただきました患者様、病院スタッフの方々、ご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。


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