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2015年5月9日(土)

平成27年度宣誓式を実施!(保健看護学科) ‐15.05.09‐

平成27年度 第17期生 宣誓式「道」が執り行われました。昨年、先輩方の式典に参加し、「来年は自分達がこの舞台に立つんだ」という強い意思を1年間持ち続けながら、日々の学習、実習を乗り越えてきた17期生35名がついにこの日を迎えました。この式典は看護を志す者としての自覚を促し、専門職業人として道を歩むことを決意し「誓いの言葉」を述べる式です。
会場の明かりが消され厳かな雰囲気の中、キャンドルの灯を携え、宣誓者全員が登壇してナイチンゲール誓詞と自分たちの誓いの言葉を述べました。

17期生 誓いの言葉

私たちは看護に必要な確かな知識と技術が身につくように
互いに向上心を持って日々の学習一つひとつを丁寧に取組みます。
そして初心を忘れることなく支えてくれる人々に感謝し誠実で信頼され
愛される保健師・看護師を目指します。



宣誓者の一人である北野梨奈 さん(佐賀県・伊万里高校出身)は、「ナイチンゲール誓詞、みんなで誓った言葉を胸に抱いて一緒に宣誓を行った仲間と共に勉学、実習にこれからも頑張っていきたいです。困難にぶつかることもあると思いますが、今日のことを思い出し、仲間、先生からアドバイスを受け努力していきたいと思います。今日、宣誓を行えたのも支えてくれる家族、来賓の方々、先生方などのおかげです。宣誓式で誓った感謝の気持ちを忘れずに日々、過ごしていきたいと思います。」
新名遥さん(徳島県・阿波高校出身)は、「1年生の時は、本当に自分はこの道を進んでいくのだろうかと悩んだ時もあったけれど、自分が宣誓者として記章をもらい、ナイチンゲール誓詞と自分達で決めた誓いの言葉を言っている時に、この道を進んでいくんだという強い気持ちと、この舞台に立てた喜びを感じました。困った時は手をとって助け合い、喜びがあれば共有しあえるような仲間とこれからも初心を忘れることなく支えてくれる人々に感謝し、誠実で信頼され愛される保健師・看護師を目指します!!」
と宣誓式を終えて学生は、少しだけ保健師・看護師という自分の目指す道が見え、決意を新たにできた様です。



宣誓式の後、特別講演として岡山大学大学院保健看護学研究科 秋元典子教授より『看護の約束』をテーマに心のこもった講演をしていただきました。先生の講演を聴き、看護とは、人々の命を守り、暮らしを支えることを再確認させていただくと共に、「看護ができることは何か。」ということを社会に対してもっと強く可視化していくことが、いま最も必要であることに気づかせてくださいました。



看護はチーム医療です。仲間を信じ、共に支えあいながら、自分が目指す保健師・看護師を仲間と共に探求し続けていってください。
 コーディネーター 草地由佳


written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2014年12月16日(火)

玉野市民病院でクリスマスコンサートを開催!(保健看護学科)

保健看護学科1年生が玉野市民病院にてクリスマスコンサートを開催しました。

入院中の患者様、同病院で実習中の先輩学生ならびに実習指導をされている看護師の先生方など大勢の方にお集まりいただきました。参加された方々は演奏に合わせて口ずさんだり、手拍子をされるなどしてコンサートを楽しまれていました。

男子学生のハンドベル、女子学生は曲毎に交代でピアノ演奏、そして全員による合唱。始めは緊張気味でしたが「聖夜」、「赤鼻のトナカイ」、「サンタが町にやってくる」と演奏曲が進むとともに緊張が解け、練習の成果を発揮することができました。


学生が一人ずつパネルを手に、「世界でたったひとりの大切なあなたへ、12の贈り物」という誌の朗読を披露しました。全ての誌をメモに取られる方、学生に内容を確認される方等多くの方の心に響くよい内容でした。


皆様より大きな拍手をいただき、クリスマスコンサートが大成功に終わることができました。練習に励み多くの方の前で発表できた経験は学生達にとって将来きっと役に立つ事と思います。

ご参加いただきました患者様、病院スタッフの方々、ご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。


written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2014年11月26日(水)

精神看護学実習を終えて(保健看護学科)

保健看護学科3年生では各専門領域の臨地実習を行います。精神看護学実習では、対象者とその家族への理解を深め、その人らしい生活の実現を支えるために、必要な看護を展開ができるよう学びを深めます。実習を終えた学生のレポートを紹介します。

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精神看護学実習からの学び 保健看護学科 品川 太介

患者とのコミュ二ケーションの方法や患者と一緒に考えることの大切さ、家族アセスメントの重要性を学ぶことができた。

コミュニケーションでは、患者の希望、信頼関係構築のために親しみやすい言葉での会話を心がけた。そうすることによって現在では有効な信頼関係を構築できたと思う。また、コミュニケーションや関わりのときに気を付けたことは、優しく養育的態度で接すること認知行動療法的な関わりをすることだ。ダメなことはだめ、できたら褒めるということを心がけた。その結果、攻撃行動を深呼吸するなどで我慢している姿が見られ、褒めると口角が少し緩むなどの反応を見ることができた。上記の、深呼吸するなどは、攻撃行動の対処法として患者と私で考えた。一緒に考えることによって、患者に寄り添った対処法になり、患者も積極的に取り組めるということに気づいた。治すのは、患者本人であって、看護者はそれをサポートするだけだと思う。出来ているか出来ていないか評価し、患者が達成できるよう情報の提供などを行っていくことが大切になってくると考える。

次に、家族アセスメントについては、自己課題でもあったため特に力を入れて取り組めた。また、患者の年齢を考え、これからの長い人生を有意義に生活できるためにはどうすればいいのか、アセスメントしながら気づき学ぶことができた。家族アセスメントをするためには、エリクソンの発達段階に照らし合わせ対象者・その家族を理解することや家族からの具体的な情報収集・希望・要望などが大切になってくる。それらを反映することによって、退院後の生活を予想することができ、看護計画も退院に向けたものを立案できた。広い視野で患者をみることの大切さも同時に学ぶことができた。そうしておかないと、再燃のリスクや、症状を抱えたままでも日常生活を送ることが出来るような社会復帰に向けた看護が提供できないからだ。また、病棟の申し送り時やデイケア実習を通して他職種の重要性や訪問看護を通して、利用者の退院後の生活の実際を見ることができより深く精神看護を学ぶことができた。
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担当教員より
 学生にとってイメージしづらい精神症状を理解することは困難であるため、精神疾患が日常生活にどのように影響しているか、それを対象者がどのように受け止めているかについて、戸惑いながらも自己の振り返りを行いながら学ぶことができました。現在、地域連携や地域精神保健の重要性が指摘されるなかで、デイケア・作業所・訪問看護実習と経験させていただき、連携から協働という視点での学びに発展し、考えるきっかけとなった実習ではなかったでしょうか。今後の在宅看護論実習・地域看護学実習に活かしてほしいと思います。

(保健看護学科・石田実知子)

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2014年5月21日(水)

共通看護技術論の授業で血圧測定を実施!(保健看護学科)

保健看護学科1年生は、共通看護技術論Tの授業で血圧測定を行いました。

入学して1ヵ月程度が経過しましたが、やっと看護を学ぶ入口に立てたところです。血圧測定では「圧迫帯はどう巻く?」、「音は聴こえる?」、「目盛は読めた?」など、まずは基本的な測定方法と正しく測れることを目的として始めます。
学生は、「音は聴こえたけれど、対象者に配慮しながら、正確に測定するのはとても難しいです。」と感想を述べていました。

今後は、血圧を測定するだけではなく、測定値のもつ意味について解釈でき、対象の方への説明や健康支援ができるところまで修得していきます。

医学基礎の知識をしっかり学び、様々な看護技術の演習を行います。将来の看護職者をめざすにあたり、みなさんのさらなる成長を期待しています!



written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2014年5月21日(水)

在宅看護論実習の中間まとめのグループ発表をしました。(保健看護学科)

保健看護学科4年生は、在宅看護論実習での学びをグループで学習し、クラスで発表をしました。

最終学年の4年生では、統合分野の臨地実習を行います。その1つが在宅看護論実習です。学生は在宅へ看護師と一緒に訪問し、療養されている方と家族の健康管理、生活についての相談などを通して学びを深めていきます。療養者とその家族を含めた看護が大切であることや、看護師以外の専門職と関わりサポートをする事も学べています。また、コミュニケーションやケアを丁寧に行うことなどについても改めて考えました。



これから4年生は、看護統合実習、地域看護学実習・継続訪問実習、学内での学習があります。約9ヵ月後の保健師・看護師国家試験まで頑張れ 4年生!

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

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