<< 前のページ | 次のページ >>

2013年11月8日(金)

食事と健康の関係について意識を高める調理実習!

玉野市栄養士会の協力により一人暮らしの学生を対象としたバランスのとれた食事への関心を高める教室が、本校・家政実習室にて開催されました。
この教室では、外食の塩分やカロリー表示に関心を持つと共に日常生活の食事づくりのヒントを得ることが出来ました。塩分のとりすぎに注意すると共に野菜を多く摂取する大切さの知識の習得を図り、実際に調理実習を行う事業です。

参加した学生からは「栄養バランスを考えて、野菜を食べようと思いました。色々と教えてもらって、楽しく調理ができました!」、「みんなで食べる食事は美味しかったです!」など、楽しい調理実習になったようです。

“健康なからだ”づくりはバランスのとれた食事ですね。

(健康管理室 保健看護学科 安原裕子)


written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2013年10月11日(金)

基礎看護学実習Uを終えて(保健看護学科)

保健看護学科2年生で行う基礎看護学実習Uでは、対象者を理解し生活過程を整える看護実践を通して、看護について考えることを目的としています。実習を終えた学生のレポートを紹介します。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
基礎看護学実習Uが進むにつれて患者さんとの距離も少しずつ縮まり、退院後の生活や不安などに関して語られることが多くなった。今まで、ロビーで話しかけずにただ座っておくことが苦手だったが、今では黙って座っておくことも苦でなくなりつつある。それは、自分自身が患者さんにとって安全・安心な環境になるということもあるが、同時に観察力が身に付いてきたからである。受け持ち患者さん以外にも「あっ、今日の表情は良いな」など思うことが増えた。直接的な清拭・洗髪といったケアのみに目がいきがちであるが、患者さんの話をじっくり聴くことも看護であると実感できた。

患者さんと上手くコミュニケーションがとれてきて、実習中の元気の源は、「患者さんの笑顔」だと思った。患者さんに笑顔という元気を与えてもらっている。それは、自分が笑顔で接することができているからだと思うので、最終日も自分から笑顔を患者さんに届けたいと思った。

保健看護学科 2年 大星真夢
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

担当教員より
基礎看護学実習Uは2年生にとって初めて行う3週間の実習であり、また看護過程の展開という目標に沿った実習であったため、身体的にも精神的にもプレッシャーがあったようですが、患者さんの笑顔や臨地の指導者さんに支えられ無事終了しました。
1月下旬から始まる老年看護学実習Tでは、今回の学びをさらにブラッシュアップしていけるよう頑張ってもらいたいと思います。

(保健看護学科・石田実知子)


written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2013年7月30日(火)

看護学概論・病院見学を実施!(保健看護学科)

看護学概論の一環として病院見学を行いました。看護サービス提供の場の一つとして病院の概要を知り、医療に携わる多職種について学び看護への関心を高めるために実施しています。実習を終えた学生のレポートを紹介します。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
看護学概論「病院における医療・看護の実際」 

私は看護の道をめざしているので、病院見学の目標として看護活動の実際を知ること、チーム医療における看護師の役割について重点に置き臨んだ。

見学させていただいた玉野三井病院では、主に高齢者に看護を提供している。看護部・高井先生の講義ではハード面とソフト面の第一印象が重要だと話されていた。

病院の構造は、整形外科、リハビリテーション、レントゲン室が近くに設置されていて、移動距離を少なくする工夫がされていた。また、壁には手すりがついていて、歩行中に転倒しないよう最新の注意がはらわれていた。

各診療科では理学療法士や管理栄養士など看護師や医師以外の方が働いていた。その中でチーム医療における看護師の役割は、24時間患者さんを看ることである。つまり他の医療従事者よりも患者さんを知ることができ、医療を提供するうえで中心的な役割を担うことになる。そのため看護師は各医療従事者と密接に関わる必要がある。

例として栄養部の先生の講義では、給食管理と栄養管理があり、栄養管理では患者さんのデータが必要になるので、看護師の情報がとても重要になると話されていた。適切な食事を提供するためにも患者さんの身体状態などをよく看ていかなければならない。近年では在宅看護の需要が高まり、地域と医療の関わりが多くなってきている中、看護師が担う役割も増えてきていると話されていた。

今日の見学で看護師は患者さんのケアをするだけでなく、チーム医療の一員として多職種の知識も勉強し、各医療従事者と連携を図り対等にディスカッションできるようになる必要があると感じた。

保健看護学科 1年 小西健太
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

保健看護学科1年生は学内演習を重ね、2月より基礎看護学実習に臨みます。人間のすばらしさに気づき、学生自身の成長に期待しています。

(保健看護学科・袛園壽惠子)


written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2013年6月15日(土)

卒業生を招いて就職懇談会を開催!(保健看護学科)

保健看護学科の今年3月卒業生と、すでに就職し社会人として数年経験を積んだ卒業生を本校に招いて、4年生との就職懇談会を開催しました。

在校生は先輩達の仕事の内容や実際の就職活動・就職試験の内容など、たくさんのアドバイスをいただきました。午後からはカフェテリアで食事をしながら質問や相談をしてなごやかに楽しい時間を過ごしていました。

就職懇談会に参加してくれた卒業生からは
「1年前、私も就職のこと実習のこと、国試のことで混乱していた時期だなーと思い出しました。同級生と就職活動や近況を話す機会があって、みんな頑張っているんだな、私も頑張らなければと思いました。東京で就職を考えている在校生と懇談して、就職活動の時期や東京での活動を自分なりに話しました。これから1年の計画の見通しがついてくれればと思います!」との感想がありました。

また、4年生の岸磨衣子さんからは
「就職活動と勉強との両立について、先輩方から話を聴き、実際に自分たちがどのように進めていけばいいのか参考になりました。また、活躍されている様子を聴き、看護職者として働くことへの期待感や充実感がイメージできました。」との感想があり、将来の就職に向けて大変参考になったようです。

(保健看護学科 明石 俊子)



written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2013年6月14日(金)

精神看護学実習を終えて(保健看護学科)

岡山県精神科医療センターで実施させていただいている、保健看護学科3年生5グループの精神看護学実習が終了しました。

精神看護学実習終了レポートより抜粋
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
3週間の実習を通じて学生ではあるが、チームの一人として看護の取り組むことの責任を忘れず実習に取り組んだ。個別性のある看護が、対象者さんの回復に重要だということを学んだ。自分の苦手としていたコミュニケーションを図る事も、3週間さまざまな対象者さんと関われたことで、軽減できた。精神症状で困惑している対象者さんに、手をつないだり、沈黙の共有をしたりと安心する事や場をアプローチすることができたと思う。

児童思春期病棟、司法病棟の見学や、断酒会参加、PICU、デイケア、作業所実習、内観療法など、たくさんの経験をさせて頂き看護師の役割などとても勉強になった。レクリエーションでは、学生が主体になって企画し、運営するにあたって、改善点はあるが、よい企画ができたと思う。他病棟にも参加させて頂くことで、対象者さんの特徴や病棟の構造など学ぶ事が沢山あった。このことから、考え方や、関わりかたを深めることができた。

また、今回の実習では、カンファレンスの運営について学びを深めることができた。自分たちが何を学びたいのか目的を持つこと。何を指導していただくか明確にして取り組むこと。自分の意思をしっかり持ち、より良いカンファレンスにするために学生間で相談した。まだまだ改善点はあるが、学びを今後活かしていきたい。

2週間、他校の看護学生と実習させていただき、考え方の違いや表現力など刺激となった。同じ医療従事者を目指す中で、刺激し合える関係を築けたと思う。また、他校の先生やある看護学生の言葉や笑顔や存在で、不安や悩んでいたことが楽になった。

カンファレンス運営や、精神看護の視点など考えるきっかけをくださった病棟の指導者さんや看護師さん、医師、レクリエーションで関わってくださった作業療法士さん、他病棟でも私たちに多くの経験をさせていただきたいことをさせてくださった指導者の方、精神科看護について考えるきっかけをくださった対象者の方々、精神看護学以外の面でもサポートしてくださった担当教員や、グループメンバーの人にすごく感謝したいと思えた実習でした。多くの学びがあり、とても楽しい実りのある実習だった。精神看護学実習を終えて、自分自身と向き合える時間ともなった。「精神看護というものが楽しい」と、思えた実習だった。

まだまだ、未熟ではあるが今回の実習で学んだ事をこれからの実習に活かして行きたい。そして、看護師として、人の支えとなれるよう、頑張りたい。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
保健看護学科3年生は12月中旬まで各領域の専門的な実習を続けていきます。人間のすばらしさに気づき、学生自身の成長に期待しています。

(保健看護学科・石田実知子)




written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

<< 前のページ | 次のページ >>

Copyright© Tamano Institute of Health and Human Services. All Rights Reserved.

MySketch 2.7.4 written by 夕雨