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2021年10月29日(金)

公衆衛生看護学実習T・U

保健看護学科4年生は、保健師の資格取得のために、岡山県内の保健所に1週間、市町保健センターに2週間、玉野市内の小学校・中学校に2週間、計5週間の実習に臨みました。新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言発出期間中は、実習施設の協力を頂き一部オンラインによる実習を行いました。学生たちは感染防止対策を徹底し、実習施設との十分な連携のうえ臨地での学びを深めることができました。

[オンラインでの赤ちゃん訪問@]


[オンラインでの赤ちゃん訪問A]


[健康教育:フレイル予防]


[フレイル予防のリーフレット作成]


[健康教育:いつまでも元気な足腰を!]



住民の皆さまが健康づくりに取り組めるため、学生ができることを一生懸命考えて実施しました。本番前は不安がいっぱいの様子でしたが、本番は住民の方が暖かく迎えてくださり、住民の皆さまと楽しく健康教育を行えました。


[実習校(小学校)とオンラインによる講話]


[オンラインでの保健指導:正しいマスクのつけかた]



[オンラインで保健指導と保健だよりの指導を養護教諭から受ける]



[本校理学療法学科1・2・3年生へ保健指導:新型コロナウイルス感染症対策]



[校内放送:感染対策の呼びかけの様子]


[掲示物:感染対策の徹底!]


[学内でのまとめ]
保健所・市町保健センターでの実習まとめでは、実習地域の特性や健康課題、具体的な支援内容について体験し学んだことを発表しました。学びを共有することで新たな気づきやさらなる学びを得て、今後看護職として大切にしていくことを明確化にしていました。2年生もまとめの会に参加し、公衆衛生看護活動に関心を高める機会になりました。



小学校・中学校での学びの報告会では、具体的事例から学校保健と地域保健の連携の重要性について学ぶことができていました。先生方が、児童生徒の思いを大切に支援されている姿をみて、看護の視点で意味を深く考えることができていました。






この実習を通して、相手の立場に立って物事を考え、伝えるということの難しさを改めて痛感していました。まず相手に関心を寄せ、対話を大切に信頼関係も築くことで、対象にあった支援を見出せるのではないかと改めて感じている学生が多かったです。
この実習を通して、視野の広がりや深まりにつながったようです。この実習で学ばせて頂いたことをこれから活かしていってほしいと思います。



今後は保健師国家試験・看護師国家試験に向けて受験対策に全力で臨む日々となります。引きつづき感染対策を徹し頑張りましょう‼

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2021年8月20日(金)

授業「論理的思考」で「模擬裁判」を体験しました 保健看護学科1年生

嘱託殺人の模擬裁判が講師の札埜先生のご指導のもと7月16日9時55分に開廷しました。被告人、検察側証人、弁護側証人、検察官5名、弁護人5名、裁判官3名、裁判員6名の役割は、もちろん学生です。




被告人役の学生の迫真の演技に、心を揺さぶられる学生もいました。
思い込みではなく客観的に物事を見る、また相手が納得できるように伝えることの重要性や難しさを学習することができました。
証人尋問を終え、最後の判決の話し合いでは、岡山地方検察庁の曽根田一輝検事にも助言を頂きながら判決を考えました。




初めは「嘱託殺人罪」として話が進んでいきましたが、検事の助言で一転「殺人罪」に。検事の一言に学生は納得の様子でした。証言の内容を整理し、状況を正しくとらえる事で矛盾がみえてきたところで最終判決となりました。傍聴していた学生の判決予測は「嘱託殺人罪」であったため裁判長の「殺人罪」判決に会場はどよめきました。
保健師・看護師にとって気づく力・事実をみる力・適切に判断する力・わかりやすく伝える力は大事です。この科目での学びをこれからの学習に活かしていきましょう。

保健看護学科 三宅

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2021年6月4日(金)

保健看護学科1年生 入学後から5月末までの学校生活


<4月4日(日)入学説明会>
今年度も新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のために、体育館での入学式をとりやめ、各学科の教室において入学説明会を行いました。
マスク着用と手指消毒を行い、換気も行いながら実施しました。緊張しつつも、新しい学生生活に希望を抱いている様子が伺えました。






入学後、新入生オリエンテーションを受けました。また、学校生活に慣れていってもらうために、2年生から掃除のしかたを教わりました。学習環境を整えるために、毎日放課後に掃除を実施しています。
<掃除の様子>




4年生がファシリテーターを務め、1年生・2年生とともに災害が起きた際の学校からの避難経路について、玉野市のハザードマップを参考に考え、実際に避難経路を歩いて危険な箇所や避難場所の確認を行いました。
<災害図上訓練の様子>






4月9日(金)から講義が開始となりました。基礎分野の科目の授業が始まり、1コマ90分の授業にも徐々に慣れてきました。基礎看護技術の授業では、実習室での技術演習も始まりました。
<患者さんのいるベッドでのシーツ交換の演習の様子>






<5月8日(土)2年生の宣誓式に出席>
第23回宣誓式「道」が挙行され、1年生のみ出席しました。2年生が壇上に上がり、記章をいただき、キャンドルサービスの後、宣誓を行う姿を見て感動し、来年自分たちも先輩のように行えるようになりたいといった感想がほとんどでした。





<5月末 遠隔授業の様子>
新型コロナウイルス感染症の新規感染者数の増加により、岡山県に緊急事態宣言が発出されたため、5月18日(火)より対面授業を中止し、遠隔授業を開始しました。
初めての遠隔授業で、少し戸惑うこともあったようですが、回を重ねるごとに課題の提出もスムーズにできるようになりました。遠隔授業だけでは、習得できない科目もあるので、対面授業が再開したら、学校でしっかり学習をしていくことになります。


written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2021年5月25日(火)

保健看護学科2年生 宣誓式

保健看護学科2年生が保健師・看護師を目指す決意を宣誓しました。
 宣誓式「道」は、本校の校是「学・術・道」の「道」、専門職業人として一歩一歩着実に歩んでいく「道」を意味しています。保健看護学科の学生が1年間の学習を終えた時点で、専門職業人を目指す者として自覚を高め、改めて自己を振り返る機会として、ナイチンゲール生誕の日である5月12日「看護の日」の近日に、毎年開催しています。


今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により感染防止対策として、保護者、来賓の皆様にはご出席を控えていただいて、5月8日(土)に開催しました。

2年生40名が、ナイチンゲールが傷病兵の見回りに使ったカンテラをデザインした記章をいただき、教職員、1年生に見守られながら、看護師・保健師を目指し歩む決意を新たにしました。



記章


記章授与


キャンドルサービス



2年生は宣誓式に向け4月から授業と並行して練習を重ねていました。
まず、ナイチンゲール誓詞の言葉の意味を理解し、自分たちが目指す看護は何かを問い、誓いの言葉を考えました。宣誓の言葉が揃わず、歩き方や礼のタイミングもバラバラでしたが、みんなで意見を出し合い、取り組んだことで、当日は厳かな式となりました。
4年生、3年生、1年生からは、サプライズでお祝いのメッセージが届きました。メッセージを受け取った2年生は、後輩の模範になれるように、先輩たちのように相手を思いやることのできる保健師・看護師になりたいという思いを新たにしました。





式典当日にはツバメがお祝いに来て、開始時間が遅れるというハプニングもありましたが、式典中は静かに見守ってくれ、無事に式典を終えることができました。

また、5月14日にはZOOMでの看護大会に出席しました。
テーマ「いのちに寄り添うプロフェッショナルとして」では、フライトナースと感染管理認定看護師の活動報告を、テーマ「いのちをつなぐということ〜被災地、紛争地、在宅看取りの現場に想う」では、写真家/ジャーナリストの國森康弘の講演を拝聴しました。
学生からは「保健師・看護師には医学的知識に裏付けられた観察力、判断力が必要である」、「できないことではなく、できることに目を向けて全力でサポートする」、「人の最期を看取る時、家族やその人に関わってきた人たちの言葉を聞いて、心が締め付けられると共に、温かい輪があることを感じた」、「誰かが生きたかった明日を私たちは今生きていることを忘れず、看護師・保健師を目指そうという気持ちが強くなった」という決意を強くしていました。

2年生のみなさんへ
本当におめでとうございます。
今の気持ちを持ち続け、周りの方々への感謝の気持ちを大切に、保健師・看護師への道を進んでいきましょう。


コーディネーター 仲田・高畠

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2021年2月12日(金)

保健看護学科 基礎看護学実習T

 2月8日から初めての実習である「基礎看護学実習T」が始まりました。この実習では、患者様とのコミュニケーションや日常生活援助を実践的に学びます。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、病院での実習が困難となり、学内での実習となりました。
実際の病院、患者様、看護師などの医療スタッフの方々の中で学べないことは非常に残念ですが、教員が全力で環境を整え、カルテを作り、患者役を演じ、リアリティを追求した学内実習になっています。

 保健看護学科の1年生たちは、今まで学んできたことを患者様の援助に活かせるよう、日々緊張の中頑張っています。


<実習前の技術練習の様子>






<学内実習の様子>





2年生がボランティアで患者役として参加してくれ、カンファレンスでも助言をしてくれました。


written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

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