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2021年5月25日(火)

保健看護学科2年生 宣誓式

保健看護学科2年生が保健師・看護師を目指す決意を宣誓しました。
 宣誓式「道」は、本校の校是「学・術・道」の「道」、専門職業人として一歩一歩着実に歩んでいく「道」を意味しています。保健看護学科の学生が1年間の学習を終えた時点で、専門職業人を目指す者として自覚を高め、改めて自己を振り返る機会として、ナイチンゲール生誕の日である5月12日「看護の日」の近日に、毎年開催しています。


今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により感染防止対策として、保護者、来賓の皆様にはご出席を控えていただいて、5月8日(土)に開催しました。

2年生40名が、ナイチンゲールが傷病兵の見回りに使ったカンテラをデザインした記章をいただき、教職員、1年生に見守られながら、看護師・保健師を目指し歩む決意を新たにしました。



記章


記章授与


キャンドルサービス



2年生は宣誓式に向け4月から授業と並行して練習を重ねていました。
まず、ナイチンゲール誓詞の言葉の意味を理解し、自分たちが目指す看護は何かを問い、誓いの言葉を考えました。宣誓の言葉が揃わず、歩き方や礼のタイミングもバラバラでしたが、みんなで意見を出し合い、取り組んだことで、当日は厳かな式となりました。
4年生、3年生、1年生からは、サプライズでお祝いのメッセージが届きました。メッセージを受け取った2年生は、後輩の模範になれるように、先輩たちのように相手を思いやることのできる保健師・看護師になりたいという思いを新たにしました。





式典当日にはツバメがお祝いに来て、開始時間が遅れるというハプニングもありましたが、式典中は静かに見守ってくれ、無事に式典を終えることができました。

また、5月14日にはZOOMでの看護大会に出席しました。
テーマ「いのちに寄り添うプロフェッショナルとして」では、フライトナースと感染管理認定看護師の活動報告を、テーマ「いのちをつなぐということ〜被災地、紛争地、在宅看取りの現場に想う」では、写真家/ジャーナリストの國森康弘の講演を拝聴しました。
学生からは「保健師・看護師には医学的知識に裏付けられた観察力、判断力が必要である」、「できないことではなく、できることに目を向けて全力でサポートする」、「人の最期を看取る時、家族やその人に関わってきた人たちの言葉を聞いて、心が締め付けられると共に、温かい輪があることを感じた」、「誰かが生きたかった明日を私たちは今生きていることを忘れず、看護師・保健師を目指そうという気持ちが強くなった」という決意を強くしていました。

2年生のみなさんへ
本当におめでとうございます。
今の気持ちを持ち続け、周りの方々への感謝の気持ちを大切に、保健師・看護師への道を進んでいきましょう。


コーディネーター 仲田・高畠

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2021年2月12日(金)

保健看護学科 基礎看護学実習T

 2月8日から初めての実習である「基礎看護学実習T」が始まりました。この実習では、患者様とのコミュニケーションや日常生活援助を実践的に学びます。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、病院での実習が困難となり、学内での実習となりました。
実際の病院、患者様、看護師などの医療スタッフの方々の中で学べないことは非常に残念ですが、教員が全力で環境を整え、カルテを作り、患者役を演じ、リアリティを追求した学内実習になっています。

 保健看護学科の1年生たちは、今まで学んできたことを患者様の援助に活かせるよう、日々緊張の中頑張っています。


<実習前の技術練習の様子>






<学内実習の様子>





2年生がボランティアで患者役として参加してくれ、カンファレンスでも助言をしてくれました。


written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2020年12月24日(木)

保健看護学科 大掃除

1年間お世話になった教室の大掃除をしました。




看護技術演習の授業でお世話になった実習室。床の汚れも丁寧に磨きます。



高い所は男子が率先して行ってくれます。



クラスミーティングでは、冬期休暇の過ごし方について説明をうけ、学生は、感染予防に向けた行動を再認識し、冬期休暇に入りました。
(文責 保健看護学科 仲田)

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2020年11月30日(月)

コロナ禍での母性看護学実習  保健看護学科

今年度は、新型コロナウィルスの影響により、臨地での看護学実習が困難な状況となりました。特に、母性看護学実習では、お母さんと赤ちゃんを対象とする領域であり、病院における感染対策は、より厳重に行う必要があります。そのため、臨地での実習を行うことができず、学内において実習を行うことといたしました。しかし、出来る限り臨地の状況がイメージできるように、色んな工夫やご協力を頂くことにより、学内での実習を行うことができましたので、一部をご紹介いたします。

【妊娠期の理解】
通常であれば、産婦人科外来において妊婦健康診査の場面に立ち会うことができますが、今年は出来るだけその状況に近い場面設定を行い、教員が妊婦役をして妊婦健康診査の場面における実習を行いました。



妊婦体験モデルを着けて、妊婦さんの日常をイメージしました。


妊娠中の教員の協力を得て、お腹の中の胎児の生命を感じることができました。




オンラインで妊娠中のリアルな生活の状況などをインタビューさせていただきました。母子手帳やエコー写真を見せていただきながら、生の声を聞くことで身近に感じ、実際の妊婦さんの生活状況の理解が深まったようです。



【分娩期の理解】
模型や人形を使いながら分娩経過の確認をし、DVDも活用しながら分娩のイメージを行い、事例をもとに産婦、夫、看護師役となり、看護場面の実習を行いました。




【産褥期の理解】
モデル人形やDVDを活用したり、事例をもとに看護計画を立てて、教員が扮する産後の母親と新生児の部屋を訪室し、看護計画に基づいて看護を実施し理解を深めました。





学生の声より
「妊婦体験以外にも、実際の妊婦さんへのリモートでのインタビューやDVD視聴、演習で褥婦役を演じるなどの様々な体験を通して、母親が児を思う気持ちや、周産期にある母親の立場になって考えることが出来るように変化したことが、自分の中の母性意識に対する大きな発展であったと思います。」

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2020年10月29日(木)

保健看護学科4年生が「あすなろ会」に参加

保健看護学科4年生が宇野中学校の新しいキャリア教育「あすなろの会」に参加してきました。

「あすなろの会」はキャリア教育の一環として、中学生と地域の社会人、大学生や専門学校生などが交流を行い、進路選択の方法や働くことの意義などについて話し合うことにより、自分の将来の生き方を考えるきっかけになること願って行われています。
参加した学生12名は、玉野市内の中学校に先日の公衆衛生看護学実習に臨んでいたこともあり、中学生との交流をとても楽しみにしていました。


スケジュールは、1.開会、2.「あすなろの会」の趣旨説明、3.個人ワーク、4.講演@専門学校生、講演A社会人、5.クラス単位で意見交換、6.振り返り・発表でした。

学生たちは、自分の中学生だった頃を思い起こし、改めて自分を見つめる機会になっていました。なぜ看護師、保健師を目指したのか、どんな看護師、保健師を目指そうとしているのかを確認する機会になり、目標を明確に前向きに取り組もうと決意表明していました。


講演@専門学校生(2名の学生が担当しました)


クラス単位で意見交換


参加した学生です!

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

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