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2020年12月24日(木)

保健看護学科 大掃除

1年間お世話になった教室の大掃除をしました。




看護技術演習の授業でお世話になった実習室。床の汚れも丁寧に磨きます。



高い所は男子が率先して行ってくれます。



クラスミーティングでは、冬期休暇の過ごし方について説明をうけ、学生は、感染予防に向けた行動を再認識し、冬期休暇に入りました。
(文責 保健看護学科 仲田)

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2020年11月30日(月)

コロナ禍での母性看護学実習  保健看護学科

今年度は、新型コロナウィルスの影響により、臨地での看護学実習が困難な状況となりました。特に、母性看護学実習では、お母さんと赤ちゃんを対象とする領域であり、病院における感染対策は、より厳重に行う必要があります。そのため、臨地での実習を行うことができず、学内において実習を行うことといたしました。しかし、出来る限り臨地の状況がイメージできるように、色んな工夫やご協力を頂くことにより、学内での実習を行うことができましたので、一部をご紹介いたします。

【妊娠期の理解】
通常であれば、産婦人科外来において妊婦健康診査の場面に立ち会うことができますが、今年は出来るだけその状況に近い場面設定を行い、教員が妊婦役をして妊婦健康診査の場面における実習を行いました。



妊婦体験モデルを着けて、妊婦さんの日常をイメージしました。


妊娠中の教員の協力を得て、お腹の中の胎児の生命を感じることができました。




オンラインで妊娠中のリアルな生活の状況などをインタビューさせていただきました。母子手帳やエコー写真を見せていただきながら、生の声を聞くことで身近に感じ、実際の妊婦さんの生活状況の理解が深まったようです。



【分娩期の理解】
模型や人形を使いながら分娩経過の確認をし、DVDも活用しながら分娩のイメージを行い、事例をもとに産婦、夫、看護師役となり、看護場面の実習を行いました。




【産褥期の理解】
モデル人形やDVDを活用したり、事例をもとに看護計画を立てて、教員が扮する産後の母親と新生児の部屋を訪室し、看護計画に基づいて看護を実施し理解を深めました。





学生の声より
「妊婦体験以外にも、実際の妊婦さんへのリモートでのインタビューやDVD視聴、演習で褥婦役を演じるなどの様々な体験を通して、母親が児を思う気持ちや、周産期にある母親の立場になって考えることが出来るように変化したことが、自分の中の母性意識に対する大きな発展であったと思います。」

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2020年10月29日(木)

保健看護学科4年生が「あすなろ会」に参加

保健看護学科4年生が宇野中学校の新しいキャリア教育「あすなろの会」に参加してきました。

「あすなろの会」はキャリア教育の一環として、中学生と地域の社会人、大学生や専門学校生などが交流を行い、進路選択の方法や働くことの意義などについて話し合うことにより、自分の将来の生き方を考えるきっかけになること願って行われています。
参加した学生12名は、玉野市内の中学校に先日の公衆衛生看護学実習に臨んでいたこともあり、中学生との交流をとても楽しみにしていました。


スケジュールは、1.開会、2.「あすなろの会」の趣旨説明、3.個人ワーク、4.講演@専門学校生、講演A社会人、5.クラス単位で意見交換、6.振り返り・発表でした。

学生たちは、自分の中学生だった頃を思い起こし、改めて自分を見つめる機会になっていました。なぜ看護師、保健師を目指したのか、どんな看護師、保健師を目指そうとしているのかを確認する機会になり、目標を明確に前向きに取り組もうと決意表明していました。


講演@専門学校生(2名の学生が担当しました)


クラス単位で意見交換


参加した学生です!

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2020年10月27日(火)

公衆衛生看護学実習を終えて

保健看護学科4年生は、保健師になるための実習に、岡山県内の保健所に1週間、市町村保健センターに2週間、玉野市内の小学校・中学校に2週間、計5週間臨んできました。今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染対策を徹底しての実習となりました。

保健所と市町村保健センターでは、様々な事業の見学や住民の皆さまを対象に健康教育を実施しました。


テーマ「子どもの歯の健康を守ろう!」


テーマ「健康教育:骨粗鬆症を防ぐ3Step)」


テーマ「親子で手洗い」


テーマ「正しい手洗いでウイルスに負けない」


テーマ「子宮がん検診をうけよう」




玉野市内の小学校・中学校での実習では、昼休みや休憩時間には児童や生徒と一緒に話しをしたり、外で追いかけっこをしたりと楽しい学びの時間になっていました。
保健指導では、シナリオの作成や教材づくりに苦戦しましたが、本番は児童・生徒のみんなと楽しくできました。

テーマ「たばこの害について知ろう」


テーマ「早ね・早起きの大切さを知ろう」


テーマ「咳エチケットの大切さを知ろう」


テーマ「熱中症を知って予防しよう」





10月下旬に実習を終えて、4年生全員が学校に戻り、学内で学びを共有しました。今年度は、体験からの学びの共有を期待し、グループでの報告会を行いました。報告会には2年生も参加しました。2年生は、授業で学んでいることとつなぎ合わせながら先輩たちの報告に真剣に耳を傾けていました。

【保健所・保健センターでの学びの報告】 
学生間で学びの共有をしました。






【小学校・中学校での学びの報告】
保健指導の実演を2年生の前で行いました。

テーマ「がんのリスクを減らすために、自分にできることを知る」





グループワークでは、養護教諭が大切にしていること、学童期にある対象への健康支援で看護職として大切にしていくことや、グループワークを通して学生自身が具体的にどう行動するかについて話し合い発表を行いました。





学生たちは、公衆衛生看護学実習T(行政)と公衆衛生看護学実習U(学校)のまとめを通して、対象者や家族の思い、その背景にあるものを理解して支援していくことが大切だと改めて感じていました。今後、看護者として働く上でも対象を理解していくことや、思いに気づき寄り添うことの大切さを改めて感じ、看護観を育む機会となりました。



この実習で4年間のすべての実習を終えました。これからは、2021年2月の保健師国家試験・看護師国家試験に向け全力で臨みましょう。

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2020年8月26日(水)

第22回 宣誓式「道」

宣誓式「道」は、本校の校是「学・術・道」の「道」、専門職業人として一歩一歩着実に歩んでいく「道」を意味しています。保健看護学科の学生が1年間の学習を終えた時点で、専門職業人を目指す者として自覚を高め、改めて自己を振り返る機会として、ナイチンゲール生誕の日である5月12日「看護の日」の近日に、毎年開催しています。

今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により延期しておりましたが、感染防止対策として、保護者、来賓の皆様にはご出席を控えていただいて、8月21日(金)の開催となりました。

2年生30名が、ナイチンゲールが傷病兵の見回りに使ったカンテラをデザインした記章をいただき、教職員、1年生に見守られながら、看護師・保健師を目指し歩む決意を新たにしました。

記章


記章授与


キャンドルサービス





ナイチンゲール誓詞・2年生誓いの言葉



宣誓式に参列した1年生の感想
・1年しか学年が変わらないのに先輩方がとても立派で、私も来年,
先輩方と同じように胸を張って参加できるように頑張りたいと思った。
・キャンドルサービスする先輩のまっすぐな目を見て感動しました。私も1年後,
先輩の誓いの言葉の中にあった「高い倫理観をもつ」ことのできるように成長したい。
・先輩方がナイチンゲール像から灯を受け継いでいるのを見て、改めてナイチンゲールの偉大さや、看護師はどうあるべきなのかということを考えさせられました。

宣誓式終了後2年生は、自分の目指す道への決意と10年後の私へメッセージを書きました。


宣誓式終了後の2年生の誓い
・私の目指す道は他者からはもちろん自分自身が立派だと思えるような道です。
・私は冷静で判断力のある看護師になりたい。
・人を尊重することや、相手の気持ちに寄り添える人になりたい。そして生涯学習し続ける。
・患者さんの想いをしっかり把握したうえで寄り添い、患者さんと一緒に考えながら看護を提供することができる看護師になりたい。そして、人にやさしく、洞察力・観察力・思考力を磨き、努力し続け、周囲の人から信頼される人になる!!



式典に参列できなかった4年生から、2年生に向けて温かいサプライズメッセージ(2年生へのメッセージ・看護師になる上で大切にしていること)が届きました。

4年生からのメッセージ




保健師・看護師への道のりは、これからも、楽しみやよろこびに加え、辛く、厳しいことが多々訪れるかもしれません。今日の日の決意を思い出し、一歩一歩前進していって下さいね。
皆さんが誠実で、思いやりあふれる看護職として活躍できるよう私たち教職員も精一杯サポートします!!これからも一緒に頑張りましょう!!

2年生コーディネーター:馬場・草地

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

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