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2020年3月10日(火)

令和元年度卒業式 保健看護学科

今年度の卒業式は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、規模を縮小し時間も短縮して行いました。
本校では、学科毎に、卒業生と教員による卒業式となりました。
卒業という節目を大切にしてあげたいという思いで、教員が教室をプロデュースしてお祝いしました。








みなさんに出会えたことに“ありがとう”。
みなさんの成長をともにできたことに“ありがとう”。
みなさんが看護の道を歩むことに“ありがとう”。

ご卒業おめでとうございます。
みなさんのこれからがしあわせでありますように!!


保健看護学科教員一同

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2020年3月4日(水)

基礎看護学実習T(日常生活援助)を終えて

保健看護学科1年生が2月12日〜20日までの6日間、初めての実習に臨みました。
実習前には、学内の実習室で、今まで学んだ看護技術を繰り返し練習に励んでいました。

【実習前の演習@ベッドメーキング】


【実習前の演習Aバイタルサインの測定】

学生同士で患者役と看護師役になり、今まで学習した内容を思いおこしながら体温や脈拍、血圧測定などの生命の徴候であるバイタルサインの測定が正確に行えるよう演習しました。


【実習1週目の学内日のワーク】

1週目の実習が終わると、その週の金曜日には学校でグループ学習を行います。受け持ち患者さんに看護するのに必要な知識が不足していることを痛感し、病気の症状や観察点のポイントなど、時間を惜しんで学習していました。


【実習のまとめの会】

6日間の実習を終え、学びをクラスで共有する「実習のまとめ」を行いました。発表では、患者様の療養生活の実際を知り、看護師の役割を考えたことが伝わりました。


患者様から「ありがとう」とおっしゃられたり、御家族からは「あなたがいたからいい顔をしていた」と言って頂いたことに、うれしい反面、患者様に気を遣わせていなかったかなと振り返っていました。相手のことを思う、関心を寄せるということの意味がわかり始めたように感じました。学生たちの成長が楽しみです。

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2020年1月21日(火)

保健看護学科4年生 国家試験学習

2月14日は保健師国家試験、16日は看護師国家試験です。
保健看護学科4年生は、2つの国家試験の全員合格をクラス目標にして、受験勉強に取り組んできました。
教員による国家試験分析、集中講義や模擬試験、学生主体の朝学習などの対策を積み重ねています。
学生たちは「ここまで来たら絶対にW合格するぞ!!」という強い気持ちで、毎日勉強しています。
今まで努力してきた自分を信じて、クラス全員で最後まで頑張ってほしいです。


毎年恒例の瑜伽山での合格祈願も終え、神頼みもバッチリ!
国家試験当日までラストスパートです。







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2019年12月25日(水)

ミニコンサート in 玉野市立玉野市民病院

クリスマス前に、保健看護学科1年生が玉野市民病院を訪れ、患者様と職員の皆様にクリスマスソングをハンドベルの演奏と合唱でプレゼントしました。

ハンドベルの演奏では、みんなで心を合わせ、緊張感を抱きながらも表情豊かに奏で、その後の曲当てクイズで会場が盛り上がりを見せました。
続く合唱「いのちの歌」「花は咲く」「見上げてごらん夜の星を」「故郷」では、会場のみなさんも一緒に歌ってくださり、やわらかな歌声と笑顔が会場を包んでいました。

患者様からは、「知っている歌があって一緒に歌えてよかった。」「いのちの歌がよかった。」との声をいただきました。
学生からは「緊張したけれども聞いてもらえてよかった。」「患者様の楽しそうな顔が見られて嬉しかった。」との感想がありました。

みなさんと一緒に素敵な時間を過ごすことができました。

ハンドベルの演奏




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2019年11月13日(水)

母性看護学実習の学内演習風景 (保健看護学科)

母性看護学実習では、3週間の実習のうち1週目は、臨地実習に向けての準備として、学内で数々の演習を行います。臨地実習で、お母さんや赤ちゃんと初めて接する場面は、とても緊張します。そこで、臨地(病院や助産院)に出る前に、妊婦さんや産婦さん、産後のお母さんと赤ちゃんのことを少しでも理解できるように、演習を行っています。

【妊婦体験】
妊娠中の生活を実感するために、実際に妊婦体験モデルを装着して、日常生活動作を行ってみました。階段の上り下りや、トイレに座る、靴下を履くなど色々な動きを体験することで、お腹が大きく前にせり出して重心が変化してくる妊婦さんの生活が少しずつイメージできてきます。
学生:「うわあ。重たい」  

学生:「足元が見えないから怖いなあ…」


【子宮底・腹囲測定、胎児心音聴取】
妊婦腹部触診シミュレーターを用いて、腹囲と子宮の大きさの測定や、お腹の中の赤ちゃんの心音を聴取する練習も行います。

学生:「お腹の中の赤ちゃんは、どんな感じでいるのかなあ?」

教員:「赤ちゃんの心音が、一番よく聞こえるのはどこでしょう?」
学生:「せ〜の〜、ここ!」

教員:「じゃあ、聞いてみましょう。」

学生:「聞こえた〜!」

【母児の観察と看護】
男子学生は女子学生とペアになって実習を行います。お母さん(産後のお母さんのことを「褥婦:じょくふ」といいます)と赤ちゃんにどのように関われば良いのか、病室の状況を設定し、コミュニケーションの取り方や、観察の練習を行います。
実施後に振り返りを行うことによって、ぎこちない対応や不足している知識を再確認して、2週目以降の実習に臨みます。


【沐浴】
お母さん達は、自宅に帰ってから赤ちゃんの沐浴(お風呂)ができるように、入院中に助産師さんの指導を受けます。学生たちも、実際にモデル人形で沐浴を行い、どのようなことに注意するべきか、ポイントはどこかを考えながら、練習します。


今年度は初めて、妊婦さんに来ていただきました。

【インタビュー】
お母さんの身体と心の変化などについて、インタビューをさせていただきました。
幸せオーラでいっぱいの妊婦さんを目の前にして、学生たちも自然と笑顔になり、嬉しそうな表情です。

親子手帳とお腹の中の赤ちゃんのエコー写真を見せていただきながら、大きくなっていく赤ちゃんの様子をリアルに感じることができたようです。

「まっすぐ立っています」と言っていますが、あれれ?「腰が反っていませんか?」「ホントだ!」などとやり取りをしながら、妊婦さんの身体の変化を理解していきました。


午後からは、腹囲と子宮の大きさの測定と、赤ちゃんがどんな向きでお腹の中にいるのかを触診して、胎児心音を聴取する練習などを、妊婦さんと並んでモデル人形で行いました。

最後に、妊婦さんのお腹をそっと触らせていただきました。

学生:「本当に、このお腹の中に赤ちゃんがいるんだ…」「人形や私がイメージしていたよりも、柔らかくて温かくて大きいんだ。」「大切な命の始まりを感じる。」「無事産まれますように。幸せになりますように。」「お腹の感触が、イメージと違って、ふわふわで温かい。」「感動が生で伝わった」「こんなにも喜びを感じ、人の幸せを願いたいと思えた。」


とても貴重な体験をさせていただいたおかげで、学生たちは妊婦さんのイメージが出来、もっと知りたいと感じられたようでした。ご協力いただいた妊婦さんには、心からお礼申し上げます。

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

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