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2018年6月9日(土)

「ホームカミングディ2018 卒後研修会」について【第1弾】(作業療法)

6月9日(土)に本校にて「作業療法に想いを寄せて」のテーマのもと、作業療法学科卒後研修会が開催されました。

午前中は、本校の副校長兼作業療法学科学科長の北山先生による基調講演を行った後、バイキング形式の昼食を挟んで、午後より大杉病院に勤務されている作業療法士の寺岡睦先生にご講演いただきました。

その後、本校の卒業生である河村公裕さん(1期生)、大熊将平さん(2期生)、中塚直希さん(5期生)、山本昌和さん(5期生)に活動報告をしていただきました。

今回の研修会では45名の参加者があり、盛会となりました。以下に参加者の方々のコメントを掲載させていただきます。





丸田拓也さん(8期生)
同じタマセンの卒業生で同じ作業療法士という経歴でも様々な形で作業療法士として対象者と携わられており、驚きました。更に今回の研修を受講してまた頑張ろうと思いました。

谷有人さん(2期生)
何年も会えてなかった同窓生や後輩と会うことができ、活動報告を聞かせてもらうことで学生時代のような気持ちになれたり、新しい刺激をもらったりといい機会になりました。

宮地麻里さん(8期生)
卒後研究会と聞いた時は、同期もいるかわからないし、参加するか悩んでましたが、参加してみて一言でいうとほんっとーーーに参加して良かったです。

兼重剛志さん(6期生)
久しぶりに会う先輩方や初めて知った後輩も沢山いてタマセンの歴史を感じることができました。北山先生、寺岡先生の講演や、先輩・同級生達の発表では沢山の内容を知ることができ刺激になりました。

香川美恵子さん(3期生)
ホームカミングデイ2018 卒後研修会では、1期生から昨年の卒業生までたくさんの卒業生が集い、とても有意義な時間を過ごすことができました。

三宅伸吾さん(1期生)
一日を通じて地域での活動の大切さを痛感しました。また、共に学んだ仲間に再び会えたことはとても嬉しかったです。次回の開催を楽しみにしています!




               文章:作業療法学科3期卒業生 瀧本浩一

written by tamasen [作業療法学科] [この記事のURL]

2018年6月8日(金)

バリアフリー体験!(作業療法3年)

本校作業療法学科3年生が「作業療法技術論」の講義の一環で、バリアフリー体験を実施いたしました。季節外れの暑い日でしたが、グループごとにショッピングモールや観光地等事前に計画した場所で、車椅子操作や車椅子介助を体験しました。

体験を終えた学生からは、「ずっと車椅子に座っているのは大変だった」「道路のちょっとした傾斜でも車椅子操作が難しかった」「まわりの人の目が気になった」などの様々な感想が聞かれました。

今後は「生活を支援する作業療法士」として、今回の体験を活かしてください。





作業療法学科 教員 竹村 篤

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2017年12月21日(木)

基礎作業学演習(作業分析)の講義(作業療法学科2年)

2017年12月21日に作業療法学科2年生が基礎作業学演習(作業分析)の講義で調理を行いました。





それぞれの班でメニューを選択して、その料理に必要な工程は何なのか?必要な能力は何なのか?を考えながら調理をしました。オリジナルの食材や調理方法を用いて餃子、パスタ、チャーハン、リゾット、サラダなどを作りました。





美味しく出来上がった班もあれば、ほどほどの班もありました(笑)が楽しく行うことができました。このような経験を通して、人が普段なにげなく行なっている作業(行為)を深く考えることができるようになってもらえたらと思います。
                        作業療法学科 井村亘

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2017年10月27日(金)

作業療法学科 卒業研究発表会

10月27日(金)に作業療法学科14期生の卒業研究発表会を開催しました。今年は、4つのグループが,それぞれのテーマで卒業研究を仕上げました。
本校は専門学校ですが研究にも力を入れており,臨床技術と科学的思考の両方を学べるカリキュラムを用意しています.そのうち科学的思考を学ぶ過程で,卒業論文の作成を2年間かけて行います.
卒業研究は,3年生の前期にある作業療法研究法の講義で研究のことを勉強し,研究グループに分かれてそれぞれの研究疑問をもとに研究計画書を作成します.それを,卒業研究計画発表会において発表し,教員やクラスメイトからでた様々な建設的意見を参考に修正を加えます.このように入念に作成された研究計画書に基づいて卒業研究は実施されます.学生の研究疑問に基づいて選ばれる研究テーマはバラエティにあふれ,とっても楽しめます.
例えば今年のテーマは,
「ポータブルトイレ様式が座位での尻拭き動作戦略および動作負担感に及ぼす影響」
⇒ ひとにとって大切な排泄行為,特に「排便を自立したい!!」という思いにこたえるべく,安全にそれを行うにはトイレにどんな工夫をすればいいのか?という研究です.

「刺激欲求が活動参加を通じて精神的健康に及ぼす影響に関する研究」
⇒ジェットコースターが好きなひととメリーゴーランドが好きなひとは何が違うのか?という疑問から,どのくらい刺激を好むのかによって生活がどう変わり,精神的健康にどう影響するのかという研究です.

「色彩が注意に与える影響について」
⇒私たちが生活するうえで常に囲まれている色に着目し,色が私たちの集中力や気づく力などにどのような影響を与えるのか?について調べた身近だけど役に立つ研究です.

「短期記憶における視覚・聴覚記憶の記憶量の差の検討」
⇒目で見た方が得意なひとと耳で聞いた方が得意なひとの間で短い時間の記憶にどんな特徴があるのか?差があるのか?を調べる研究です.

という4つのでした.どれもユニークで,興味深いものでした.

学生たちは,発表までには講義はもちろん、臨床評価実習、後期試験、総合臨床実習などがあり、時間を思うように確保できないなか、指導教員の熱心な指導のもと、グループで協力しあい、発表会のために地道に準備を行ってきました。

卒業研究発表会は、作業療法学科教員、3年生も参加し盛大に開催することができました。どのグループの発表も,自分たちの研究内容をわかりやすく伝えることに配慮されており、パワーポイントや発表原稿もそれぞれ工夫されていました。白熱した質疑応答では、教員や3年生からの質問に自分たちが研究で得た知見や検討した考察についての意見をしっかり答えることができていました。また,3年生も来年度に向けて研究をスタートさせていることもあってか、鋭く活発な質問がある大変有意義な卒業研究発表会となりました。

今後は、国家試験合格に向けて勉強づけの日々が待っていますが、無事合格し作業療法士になった時には、今回の経験を活かし、対象者の方や臨床に活かせる研究をしてくれるのではないかと楽しみにしています。4年生のみなさん本当にお疲れさまでした。
最後になりましたが、研究に協力していただいた方々、熱心に指導して下さった指導教員の先生方に感謝いたします。

作業療法学科4年生担任 難波加恵











written by tamasen [作業療法学科] [この記事のURL]

2017年10月19日(木)

「介護予防交流フォーラム」にボランティアとして参加しました!(作業療法3年)

岡山県主催「介護予防交流フォーラム」に作業療法学科3年生がボランティアとして参加しました。「介護予防交流フォーラム」とは、平成29年度岡山県地域包括ケア普及啓発事業の一環で、介護予防としての通いの場の参加者や担い手の方々が一堂に会し、交流を深める会です。

学生のボランティア内容は、来場者全員で介護予防体操を行う際の体操指導の補助として、来場者の前で体操のモデルを担当させていただきました。約500名の来場者の前での体操のモデルにやや緊張ぎみでしたが、無事ボランティアを終えることができました。




また今回の交流会の企画準備は、岡山県庁に勤める本校作業療法学科卒業生が携わっており、交流会終了後に行政で勤務する作業療法士の役割ついて話を聞くこともでき有意義な時間となりました。




今後リハ職が地域に出向き活動することが望まれている中で、今回の交流会は学生にとって貴重な体験になったと思います。

                  作業療法学科 教員 竹村 篤

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