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2018年11月1日(木)

客観的臨床能力試験(OSCE)実施(理学療法学科3年生)

 10月31日、11月1日を使い理学療法学科3年生に対し、客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination:OSCE)を実施しました。OSCEとは臨床実習を行う臨床能力を身につけているかを試す実技試験の事をいい、実際の臨床さながらのシチュエーションで日頃の授業で学んだ内容を基に臨みました。
 試験を採点して下さった試験官は本校の卒業生です。来年1月から始まる評価実習に向け、厳しい目で採点をしてくれました。
 学生も、当日は緊張のあまり、その練習の成果を発揮できなかった学生もいましたが、精一杯頑張りました。

 写真は試験翌日のフィードバックの風景です。試験課題の確認から始まり、内容に対しての復習など、試験官を務めた先生方から教えていただきました。また、2か月後から始まる評価実習に向けて、励ましの言葉もいただきました。
 学生達は質問をしたり、動作確認をしたりと真剣な表情で聞いていました。今回のOSCEによって自分の課題も見つかり、今後の実習へ向けさらに成長してくれると思います。




written by tamasen [理学療法学科] [この記事のURL]

2018年9月13日(木)

総合臨床実習U期 症例発表会を開催!(理学療法4年)



9月13日(木)、14日(金)の2日間、総合臨床実習U期の症例発表会を実施しました。

10週間の実習を終え、学生は自己が担当した患者様の治療前後の検査・測定結果や、実際に行った理学療法の説明、自分の考察などを発表しました。



殆どの患者様は一つの疾患を持っているだけではなく、いくつかの疾患を併せ持ち現出する症状が教科書通りではない事や、コミュニケーションを取る事も困難な患者様を担当し、悩んだこともあったようです。また、同じ疾患でも症状の異なる患者様について、他者の発表を聞くことで大いに勉強になったことと思います。
 
この症例発表会が終わると次は卒業試験・国家試験に向けての学習が始まります。
T期U期での現場の理学療法士としての実習を通じて学んだ事を、今度は机上で生かしていく事が大切になります。
無事に卒業し、理学療法士になる事、これが今まで関わって下さった人達への恩返しとなる。そう思いながら、日々、勉強に励んで欲しいと思います。

理学療法学科4年生担任 吉野裕之

以下、学生のコメントです。

評価実習、一期総合臨床実習を通して多くの経験を積んできたことで、厚みがあり患者さんと真剣に向き合ってきたことが分かる発表がとても多かったです。
各自、実習先から様々な知識、経験を授けられてきていると思います。国試対策で忙しくなってくる時期ではありますが、教わってきたことが風化していかないうちに学生間でフィードバックを行う時間を設けることでより知識を深めていけたらと思います。
(理学療法学科4年生 三宅 和城)

U期の総合臨床実習を終えて、各実習施設で担当させて頂いた患者様の症例発表を行いました。自分の考えを述べるだけでなく、客観的な視点からの異なる意見もあり、改めて担当患者様について考察する貴重な時間となりました。そして、3年生の評価実習、4年生のT期U期の総合臨床実習を通して、皆少なからず伸ばすべき点・改善すべき点が見つかり、今後成長できる機会であったと思います。これからは卒業試験と国家試験合格に向けて、クラス一丸となり頑張りたいです。
(理学療法学科4年生 菅 麻里乃)



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2018年9月9日(日)

第13回たまの渋川ビーチサッカーで理学療法学科の学生がトレーナーサービスを行いました(理学療法学科)

2018.9.9(日)に、玉野渋川海岸で第13回たまの渋川ビーチサッカーがありました。天気はあいにくの雨でしたが、雨など忘れてしまう程熱い戦いが繰り広げられ、会場は大いに盛り上がりました。


本校の理学療法学科の教員と学生が、出場選手の身体的ケアを行うトレーナーサービスを実施し、多くの出場選手のサポートを行いました。学生が、訪れた選手一人一人の状況にあわせ真剣にトレーナーサービスを行っている姿がとても印象的で、その姿はとてもかっこよく本校の学生としてとても誇らしかったです。
このような機会は、理学療法士を目指す学生の実践学習の場としても貴重な機会となったと思います。学生たちの今後の更なる成長をとても楽しみにしております。

ビーチサッカー、トレーナーサービスの様子を写真で紹介します。



開会式の様子です。トレーナーサービスを行う本校の学生が紹介されました!




試合の様子です。
とても盛り上がっていました!



トレーナーサービスを行う教員と学生の様子です。
理学療法学科の教員である吉野先生、佐々木先生と3年生の学生が参加しました。
教員がトレーナーサービスを行っている様子を学生が真剣に見ている姿が印象的でした。








参加した学生ならびに教員の皆さん本当にお疲れ様でした。


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2018年6月26日(火)

総合臨床実習T期 症例発表会を終えて (理学療法学科3.4年生)

6月26日、27日に理学療法学科症例発表会を行いました。今期の実習では担当した患者様の治療を始めて経験し、患者様の出来る事が増える喜びや理学療法士としてのやりがいを感じることが出来たようです。一方で、思うようにいかなくて悩み、苦しんだ経験もあったようですが、一人一人が学んだことは次の患者様に必ずお返しできるように、次の実習も頑張ってきてほしいと思います。
また、発表会には3年生も参加し、活発な質疑が交わされました。3年生は先輩たちの堂々とした姿に圧倒され、そして、専門的な発表に改めて勉強のやる気スイッチが入ったようです。
4年副担任 谷口奈瑠美



以下、学生コメントです。
各々が実習で学んだことを知ることができ、今後の実習に向けて活力となる有意義な発表となりました。U期の実習では、これまでに学んできたことを活かし、さらに成長できるように努力していきたいと思います。
4年 山本 航大
T期の総合臨床実習を終えて、実際の臨床現場での多職種との関わり方や患者様との接し方などたくさんの事を学ばせて頂きました。先生方の患者様への気持ちに寄り添った接し方を近くで見させて頂き、私も患者様に寄り添える、信頼される理学療法士になりたいという気持ちになりました。今回、学んだ事を復習してU期の実習に活かしていきたいです。
4年 高平 真衣



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2018年6月15日(金)

義肢装具製作工場見学実習(義肢装具学演習)(理学療法3年)

6月15日(金)に、橋本義肢製作株式会社様の協力で義肢装具製作の工場見学を実施しました。

この工場見学は、2週間前に行ったプラスティック短下肢装具の採型実習にて作った陰性モデルから陽性モデルを作り、実際にプラスティック短下肢装具が仕上がるまでを見学し理解を深めることを目的としています。

その他に、義足ソケット、姿勢保持装置の製作過程の見学や、学内では経験できない体験義足歩行、福祉機器の体験をしました。

今回の実習体験を今後の講義、更には将来理学療法士として活躍する糧として貰いたいと思います。

                   教科担当教員 藤原 直


学生のコメント
今回、義肢、装具、車椅子を作っている、橋本義肢製作会社へ行き、工場内を見学させていただきました。

工場内では義肢装具士の方がたくさんおられて、義肢や装具、車椅子の製作過程を見させてもらいました。僕は実際に車椅子を製作するにあたっての型取りで採型用クッションに乗らせてもらいました。また、コミュニケーション機器でパソコンの画面にキーボードがあり、視線で文字が入力できる「ミヤスク」や大腿模擬義足で歩くことなど貴重な体験をさせていただきました。
今までよりも、装具、義肢、車椅子に興味が持ち、より深く勉強したいと思いました。
                 理学療法学科3年 前田 孝平





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