2015年10月1日(木)

10月1日 おついたち祭

毎月恒例の由加山蓮台寺「おついたち祭」にて作業療法学科、渡邊先生が講話を行いました。

本日のテーマは「前向き生活のすすめ」です。

今回は、講話のご紹介と併せてブログをご覧の皆様にも講話に参加していただきたいと思います。


初めに頭の体操です。
ではこの問題を解いてみましょう!


解りましたでしょうか?
ヒントは8の真ん中の横棒を動かします。(答えはブログの最後にて!)

では皆さんの頭が柔らかくなった所で、楽観主義の4つの要素についてのお話しましょう。


1番の「ポジティブな思考」は大切なことですが、3番の「実際のポジティブな行動」を行うこと、行動にできるということはさらに大切なことです。

2番の「根気と粘り強さ」について、初めに行いました、頭の体操等を粘り強く行ったりすること、やり遂げることです。問題の解決、諦めずに最後まで行うことが大切です。

4番の「自分の人生をコントロールしている感覚」を持ち、私は私らしく、自分が主役の人生を改めて意識することが大切です。

自分を振り返り、これから先の自分を意識して、まず行動してみてはどうでしょう。

次に、年を重ねる事で増える力についてのお話しをしましょう。
年を取ると衰えていくものが増え、不安要素が多くなると思われがちです。
しかし経験と知恵に関しては、年を重ねる事でしか得る事が出来ません。昔から言われているおばあちゃんの知恵袋の事です。
経験で得た知識はかけがえのない宝物です。

次に、人生満足尺度(エド、ディーナー博士)作の表を使って人生の幸福度を数字にしてみましょう。

では、人生満足尺度の@〜Dに、得点表の点数をあてはめてみましょう。



全ての点数を合計した点数があなたの幸福度です。


講話に参加された皆様も真剣に計算されました。

このアンケートを開発したディーナー博士によると、30点以上の人は非常に人生の満足度が高く、すべての面で順調であると感じている人だといいます。25〜29点の人は、だいたいにおいて人生が順調な人、20〜24点の人は、平均的な人生の満足度です。その日、その時の感情によって点数も変わりますが、過去の調査では、日本の大学生は平均約18〜22点、アメリカの大学生は約23〜26点だったという結果があります。さて、あなたの点数は何点だったでしょうか?


これより皆様と一緒に心のエクササイズをやってみたいと思います。
なんでもご自分の思い通りに事が運ばないのも人生です。ここで、不安やイライラを受け止めて流す心のエクササイズを行います。

このエクササイズは仏教にも通じる方法と言われております。

ブログをご覧の方は、協力して頂ける方がいましたら@番から読んでいただきましょう。


では皆さん流れに沿って頭の中で想像してみましょう。







講話に参加されている皆さんも目を閉じて心のエクササイズです。

いかがでしたでしょうか?

焦らず繰り返す事でスムーズに出来る様になります。
もし不安な時、イライラした時にはこの心のエクササイズをやってはいかがでしょう。


では、最後に本日のまとめを行います。


ブログで参加されている方も一読ください。
これが人生を楽しむ秘訣だと思います。
講話が終わり会場ではご参加いただきました皆様より盛大な拍手を頂きました。
ブログでご参加いただきました皆様はいかがでしたか?

次回11月1日は、玉野総合医療専門学校 介護福祉学科の先生による講話を予定しております。ご参加お待ちしております。

頭の体操の答えは、11の間にその横棒を持ってきてください。
H27=2015
平成27年=2015年になります。

written by tamasen [その他] [この記事のURL]

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