2020年11月17日(火)

客観的臨床能力試験(OSCE)を実施‼(理学療法学科)

11月11日、12日の両日で理学療法学科3年生に対し、客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination:OSCE)を実施しました。
OSCEとは、臨床実習を行うための臨床能力を身につけているかを試す実技試験の事をいいます。学生たちは実際の臨床さながらのシチュエーションで、日頃の授業で学んだ科目を基に、多くの知識・技術を駆使して臨みました。

試験を採点して下さるのは本校の卒業生で、臨床で活躍されている先生方です。2か月後の評価実習との密接な関係があるこのOSCEでは、試験官の目も鋭く光っていました。

当日は実力を遺憾なく発揮し…とはいかず、緊張のあまり練習の成果を発揮できなかった学生もいる様でしたが、どの学生も精一杯頑張っていました。




試験翌日の13日には、試験官をされた先生や専任教員からフィードバックを受けました。
試験課題の確認から始まり、内容に対しての復習などを先生方から教えていただきました。また、2か月後から始まる評価実習に向けて、励ましの言葉もいただきました。


以下、OSCEを終えた学生の感想です。

「2日ともに時間が足りず、緊張で思うようにもできず、自分の知識や技術の無さを痛感しました。もっと努力して臨床実習に必要な能力を身につけないといけないと感じました。」(安田竜紀くん)

「OSCEを終えて感じた事は、本番は思ったようにはいかないということです。練習通りやれば出来ると自信を持って臨みましたが、練習で出来ていた事が本番では出来ませんでした。実習に行くと実際の患者様が対象となるので、もっと練習して技術や心遣いの部分を高めて自信を持てるように、この2日間のOSCEを成長のきっかけにしたいです。」(田中宏幸くん)




written by tamasen [理学療法学科] [この記事のURL]

Copyright© Tamano Institute of Health and Human Services. All Rights Reserved.

MySketch 2.7.4 written by 夕雨