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2017年4月4日(火)

卒業論文研究発表会を実施!(理学療法学科)

理学療法学科4年生は、3年生前期から7つの研究グループを結成し、それぞれが研究計画を立て、少しずつ研究を進めてきました。そして、その集大成として卒業論文研究発表会を開催し、その成果を発表しました。

発表会には理学療法学科の教員や3年生も参加し、活発な質疑が交わされました。講義の合間に多くの文献を手に取り、実験、調査を進めて行くことは簡単なことではありません。途中、OSCE(客観的臨床能力評価試験)や評価実習のため中断となった時期もあり、なかなか思うように論文作成を進めることができませんでしたが、どのグループも知恵を出し合い、協力して発表会を迎えることができました。今後は、9月の卒業論文集発行に向けて、論文の校正を行っていく予定です。


以下、学生コメント

理学療法学科4年 花田 貴広
約1年間、グループごとにテーマを決め、空き時間などを利用し、アンケートや実験など様々な方法で熱心に研究に取り組みました。
担当の先生のところへ行き、アドバイスなどをいただきながら発表前日まで準備をしてきました。当日は、他のグループの発表を聞くことができ、工夫していることなどがわかりました。今後は9月の卒業論文集作成にむけて、論文の加筆・修正をしていきたいと思います。

理学療法学科4年 安井 茉希
今回の卒業論文研究発表会までの道のりは、3年生4月にグループを決める事から始まり、これから一緒に頑張ろう!という新たな気持ちで研究をスタートさせました。自分達が研究してみたいテーマを話し合い、空き時間や長期休暇を利用し、研究を少しずつ進めてきました。
卒業論文を作成していく中で、担当の先生に文章の手直しや沢山のアドバイスをして頂き、試行錯誤を重ねながら頑張ってきました。行き詰まった時、共に頑張る仲間の思いがひとつとなってやっと一歩前へと進めた気がします。また、発表を通して、聞き手に伝えることの難しさを知りました。自分が相手に伝えようとするだけではなく、聞き手の立場に立って相手に伝わるような話し方をしていけたらと思いました。質疑応答の時間では、色々な視点からの質問が飛び交い、とても有意義な時間となりました。卒業研究を通して多くのことを学ぶことができ、今後に活かしていきたいと思いました。





               (理学療法学科 4年担任 本多 史明)

written by tamasen [理学療法学科] [この記事のURL]

2017年4月4日(火)

平成29年度 入学宣誓式

ご入学おめでとうございます!平成29年度入学宣誓式

穏やかな春の日差しに迎えられ平成29年度入学宣誓式が執り行われました。保健看護学科20期生、介護福祉学科20期生、理学療法学科17期生、作業療法学科17期生が新たに玉野総合医療専門学校生として誕生しました。


式典では平井校長が



「皆さんは、医療関連社会で人の役立ちたい、頑張りたいとの思い・夢を持って、入学されたことと思います。皆さんの夢の実現のために、皆さん自身が努力しなくてはなりません。皆さんの夢の実現が、本学の教育理念の到達点です。我々教職員は、全力で皆さんを支えます。」と激励の言葉を送りました。


在校生を代表して学友会学生委員会委員長・大塚隆生さんが



「この学校では勉強だけではなく学校祭、国際交流、サークル活動などの多くの交流行事があります。皆さんも文武両道で一緒に頑張りましょう。2年後あるいは4年後に医療人として社会に貢献できるスペシャリストになれるように、この玉野総合医療専門学校で共に歩んでいきましょう。」と新入生に歓迎の言葉を送りました。


新入生代表の保健看護学科・楠見咲季さんは



「校長先生をはじめご来賓の皆様、先輩方より温かい励ましのお言葉をいただき、これから始まる新しい生活に期待で胸がいっぱいです。今日から私たちはここにいる仲間と共に授業や実習、校外活動を通して、たくさんの方と関わっていく中で、感謝し、感謝され、信頼し、信頼される福祉・医療従事者になれるよう頑張ってまいります。」と力強く誓いの言葉を宣誓しました。


新入生ならびに保護者のみなさま、ご入学おめでとうございます。ご参列いただいたご来賓のみなさま、ありがとうございました。





written by tamasen [イベント] [この記事のURL]

2017年3月21日(火)

2017/03/21 基礎看護学実習T(保健看護学科 1年生)

保健看護学科の1年生が2月14日〜2月22日までの6日間、1年生のまとめとも言える「基礎看護学実習T」の実習を行いました。
以下は学生たちの思いや気づきです。


初めての病院実習で緊張や不安が強かったのですが一生懸命取り組みました。
思えば1年前、看護師、保健師になる夢と期待を膨らませ入学しました。
高校までの勉強との違いに戸惑いながらもクラスの仲間や教員に支えられ、皆で実習に臨むことができました。
実習では、おもに日常生活援助を患者様に合わせた方法で実施しました。事前の学内の演習でバイタルサインの側定、コミュニケーション、日常生活援助技術を練習していましたが、実際の患者様となると、根拠をもって安全に安楽に実施することの困難さに気づかされました。
『あたりまえにできている日常生活が不自由になったときの困難さについて、患者様のことを知りたいと思う気持ちや状態の変化に気づけなければ、良い看護が実施できず、患者様との距離も縮まらないのだ』と学ぶことができました。
実習中、くじけそうになったときもありましたが、グループのメンバーの支えがあり何とか6日間乗り越えることができました。実習終了日、患者様から「ありがとう、嬉しかったよ」と感謝のお言葉を頂き、涙が出そうになりました。


今回の実習で学生の学びはたくさんありました。援助をとおして人間関係が築けたのだと実感したり、人として未熟な自分、専門的知識の不足、自身の日常生活のあり様など、ひとりひとりが具体的な課題を見つけることができました。

自分の将来なりたいような看護師像の方にも出会うことができ、本当にやりがいのある職業だと実感していたことが教員の喜びです。自分の課題を克服し今後に役立てていってくれると思います。(応援してるよー(^_^))


以下、実習の様子をご紹介します。


★ベットメイキングです。技術試験には受かったものの、ベットに患者さんがいると難しい!
安楽に実施するためにも基本をしっかりと復習します。


★ベット⇔車椅子への移乗です。安全確認をしてから実施します。


★ウーン、重い!!患者様だったらどうしよう。絶対に転倒・転落はさせません!



★機能訓練室まで移送します。寒さにも配慮します。部屋の外に出ると外開きのドア、段差など危険がいっぱい。


★モデル人形を使っての清拭です。冷感を与えないよう、温度や掛物に注意します。そして、プライバシーの確保にも努めます。



★私が支えます。早く背中を拭いて!患者様に寒さを感じさせてはいけない!


★演習後はグループで気づきを共有し、よりよいものにしていきます。


★初めての実習。患者様と上手く話せるかどうか心配です。事前にコミュニケーション演習をしました。先生が患者様の役になりました。言葉がでない。日本語は難しい。



★目線を合わせて、目を見つめてえー  やっぱり、難しい!



★演習後の振り返りです。看護学生としての態度や患者さんの思いについてディスカッションしています。



written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

2017年3月19日(日)

岡山県作業療法士学会で本校卒業生が活躍!

平成29年3月18日、19日に開催されました「第29回岡山県作業療法士学会」にて、今学会43演題のうち、本校卒業生7名が口述発表、ポスター発表にて、日々の臨床での活動をまとめ報告しました。

今までの多くの学会においても本校の卒業生が発表に取り組んだり、さらに研究成果をまとめるため大学院への進学する等、卒業生の活躍には目を見張るものがあります。

なお今回の学会では、共に平成20年度卒の中塚直希君「新庄村における介護予防・日常生活支援総合事業の実践報告」(新庄村社会福祉協議会)と山本昌和君「障がい者の自動車運転における関係機関との連携〜拡がり始めた連携の輪in岡山〜」(岡山旭東病院)の2つの演題が学会長より表彰状を頂く快挙がありました。




                作業療法学科教員 竹村篤

written by tamasen [作業療法学科] [この記事のURL]

2017年3月10日(金)

平成28年度卒業証書授与式

穏やかな春の日差しに迎えられ、平成28年度卒業証書授与式が執りおこなわれました。保健看護学科、介護福祉学科、理学療法学科、作業療法学科の卒業生が、喜びと期待を胸に新たな道へと巣立っていきました。

式典では卒業生代表が晴れやかな表情で卒業証書を授与。





式辞として平井校長が



「卒業生の皆さんには「恩もしくは恩義ということを感じ、認識して欲しい」と願っています。皆さんはご家族・保護者の方はもちろんのこと、多くの方々に恩義もしくは教えを受けて育ってきました。人は、一人では生きていけません。社会の中で生きていくこと、生きていることそのものが恩義を受けていると考えてください。
この先、恩義は受け続けることではありますが、これからは社会人として、恩に報いていかなくてはなりません。ただし、恩義は受けた方々に直接返すものではありません。皆さんは、恩義を感じ、受け止めて、社会の中でしっかり二本の足で立って、自立してください。恩義・思いを感じ共有して、自らの行動を考えてください。そうして、最終的には次の世代へと受け継いでいくことが大事です。
卒業に際しては「おめでとう」の言葉を、また皆さんの努力に対しては「ありがとう」の言葉を送ります。」と激励。


卒業生を代表して理学療法学科・小西美舞さんが



「これから私たちは医療・福祉の従事者として社会に羽ばたいていきます。社会に出ることへの大きな不安もありますが、玉野総合医療専門学校での四年間の学びを糧に何事にも積極的に取り組み、常に学びの姿勢を忘れず、周囲の人への思いやりの心を大切にしながら、精一杯努力していきます。」と力強く答えました。





卒業生ならびに保護者のみなさま、ご卒業おめでとうございます!
新しいステージでのご活躍を願っています!


written by tamasen [イベント] [この記事のURL]

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